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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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 ちょっと自己嫌悪モードでしたが、
自己嫌悪とは逆説的な自己陶酔なので、
早く離脱せねばならぬわけです

ちゃっちゃとapplication formを書き終えてしまって、
実験に移らねば
航海前に基礎実験出来る状態にして引き渡す!
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媚びないと決めているのだから、
頼るのは良くないじゃないか

それは態度が違うだけで、
要するに同様に甘えてるじゃないか

そんな当たり前のことを昨日痛切に感じた

15-16と本郷で研究費の全体会議
あいかわらず何かグダグダ
怒りまくりでした

まとめるも何も、
まとめる方向性についてのコンセンサスがないじゃないか
班単位なのか
大河単位なのか
フィールド/航海単位なのか

それもあやふやなまま、
各々が好きなことを適当に言って、
それに対する批評も無しに、
「ふむふむ」「それも大事ですな」
とか言っててもしょうがないでしょ
どういう風にまとめるかが決まらないと、
今この場での議論の方向性も定まらないでしょうが

個別の案件についても、
健全な批評精神というか、
仲間なんだからこそ、同一研究対象だからこそ指摘しなきゃいけないことがあるでしょ
ただ単に、
「私たちはコレコレをしました」「アレソレをやるつもりです」「一緒にやりませんか」
って文化祭じゃないんだから、
と思って大変にイライラしたわけです


「たとえばお店でおいしくないコーヒーを出されたとする。誰かがおいしいと言うと、次の日もお店の人はそのコーヒーを出す。本当のことを言うことが大切です」 イヴィツァ・オシム


なんていうようなことで、
耐えきれなくなってイライラにまかせてガンガン発言したんですが、
イライラにまかせてしまったせいか、
ただ単にボクが文句を言ったというような雰囲気になってしまって、
まぁ文句を言った訳なんですけど、
とにかく真意みたいなものはまったく伝えきれずサッパリだったわけです
自分に反省
そして一部の大人には大変に失望です

帰りに同身分者同士で反省会
やはり声を出せないだけで色々と思うところがあることを確認

やはりココでも問題なのは、
仮面の使い分けなのですよ

一研究者なのか、それとも計画の参画者なのか、
一つの研究(論文)としての方向性か、研究計画の方向性か、
もちろんそれぞれがそれぞれに両方の側面を持っているんだけど、
場面場面で使い分けなきゃいけない
そういう意識を持っていないのか、
わかっててやらないのか、
やっているつもりなのかは知らないけど、
全然うまくいっていない


ダメだ
まだ怒りが冷めてないから文章がトゲトゲしい
これ以上書くのは危険だ

ちなみに初稿はこの下のリンクの中にありますが、
本当に単なる罵詈雑言でした



科学技術に「関心」最高の63%…内閣府調査 読売

 
「理科離れ」って言葉が、
学界(学会じゃなくてね)で問題として取り上げられて、
アウトリーチだサイエンスコミュニケーションだなんだと騒いでいますが、
それがどうしたって話ですよ
別に世間の関心としては「科学技術離れ」なんてことは起こってないのです

実際に起こっているのは、
高校進学時の「理系選択離れ」なんです
これが大学進学時の学部選択につながり、
ひいては研究室への流入ポテンシャルの低下につながるのですが、
それは「科学技術離れ」という部分とは別の問題によるものなのですよ

トリビアの泉が高視聴率だったことからもわかるように、
「役に立たない知識」としての「科学技術」には今も昔も関心があるんです
ただ、
自分が飯を食うタネという意味で、
「理科なんて役に立たない」
とジャッジされているわけです
それだけのことなんです
それはたとえば、
因数分解を知らなくても「金儲けはできるでしょ」ってことで、
アボガドロ数を知らなくても「就活で困らないでしょ」ってことなんだと思う

要するに、
「そんなこと知ってても科学者にならない限り自分の得にならないじゃない」
という意識が、「理科学習」から心を遠ざけてるんです

理科離れの解決法は、
「世の中で大事な事ってお金だけじゃないよね」
ってことの浸透だと思うんです

とにかく、
「理科って面白いでしょ!」
っていくら主張しても、
「面白いことはわかってる」んですよ
でも「だからなんなの?」なんです
だからそういう方向のアウトリーチってのは、
まぁやることはそれなりに重要だとは思うんだけど、
でもそれで研究をする時間が潰れていくのはどうかと思う

良い研究をして新聞報道されるのが手っ取り早いアウトリーチですよね

まとまらなかった・・・

地球の表面積: 500,000,000,000,000 m2
スケーリーフットの生息範囲 100 m2

地球上を1m×1mのフレームで分割していった時に、
スケーリーフットに出会える可能性は 5兆分の1
これはちょっと想像が難しい

50mプールは横幅が25mで面積は1250m2
これの5兆分の1は、
一辺が0.015ミリメートルの正方形
むむ、余計にわかりにくい


まぁとにかく、
それぐらいの希少種なわけです


 外務省の「密約」の存在が明らかになったことについて、
たくさん言いたいことはあるんだけど、
あんまり政治的なことを書くのは憚られる
ということで書かない

ただ、
99%と100%の違いは、
1%と99%の違いよりもはるかに大きい
断言とか確定とか、
そういうものは非常に危険だ
怖い


その辺のニュアンスというのは、
家庭内にもあって、
「マクドが好き」
と言ってしまったがために、
「ハンバーガー買ってきて」と言ったら必ずマクドになってしまい、
まったくモスを買ってもらえなくなった、
とか、
「焼きそばが好き」
と言ってしまったがために、
焼きうどんを作ってもらえなくなったとか、
そういう危険性はある

だから、
これだけの背景を背負って、
「なんでもいい」
と回答するようにしているのだが、
どうやらこれが一番、
逆鱗に触れるらしい

くわばらくわばら

とりあえず共著者であるチョキさんに送りつけた
なんとか冷たい方の話も盛り込みたいのだが、こればかりは・・・


酒井均先生の叙勲を祝する記念品が届いた
残念ながら死後叙勲となってしまったわけだが、
このことについてアナウンスがないというのは少し悲しい
奥様が故人について書かれた文章は、
結婚間もないボクにはまだ実感がわかない


昼サッカーは人数が少なく、かえって面白かった
ジャムサッカーは、
ドカ蹴りGKからはじまって、
上手い人が持って、サイドに展開して、ドカっと放り込む、
ってな感じで、
いまいちサッカーの醍醐味のようなものが感じられないのです
人数が少ないとスペースが多いので、
その分だけ短いパスや裏をとる動きやドリブル仕掛けなどのチャンスが多く、
よりダイナミックなゲームが楽しめるのです
うん、良かった
 自分が書く主題のためには、
主題に対して傍流の研究にもちゃんと言及せねばならない
(その研究がくだらない、世間の主流ではない、という意味ではない)

というか、今さらだけど、
メタンですら本当に何もわかってないのね

いつまでやってもキリが無さそうなので、
どこかでこの論文の範疇というものを確定してしまって、
閉じる方向に持って行こう

 ブルーアースに行って久々にオーモリと会ってランチ
「kawagucciが雇ってもらえず(あるいは薄給で)苦しいような状況だったら、
私には卒業後のキャリアについて希望がなくなる」
と言われました
(たぶんそんな内容)

そういえばちょうどN氏も
「僕らは後進の方々に夢を見せねばならないので」
と冗談めかしながらおっしゃっており、
やはりそういうことも重要なのかと再認識


ボクは同世代の中ではブッチギリに良い環境、良い待遇でPDをやっています

それはボクが論文を書いたからです
それはボクが航海にたくさん参加したからです
それはボクが学会で相手に伝わる発表をしまくったからです
それはボクが知らないオジサン研究者のところに気軽に行って話し込んだからです

というのが本当かどうか、
そういう因果関係があるのかはボクにはわからないけど、
だけど単に、
「あなたは優秀だから良いよね」
とか、
そういうことですまされるようなことじゃなくて、
「優秀だと思われるために相応の努力をしてるんですよ」
「優秀だと思われれば、こうしてPDとして生きていくことができるんですよ」
ということだと思います

いやむしろ、
優秀であることと、
優秀だと思われることは必ずしもイコールではないというのも、
あるいは考えておく必要があるのかもしれない
さらに言えば、
優秀さよりもアグレッシブさ、
要するに情熱みたいなものを相手に伝えることが重要なのかもしれない
たとえば人事はあくまで人間がするもので、
やはり「紙切れ」より「顔の見える関係」というのは重要、という考えもある

一般的な話だから研究の内容についてはわからないけど、
興味のある研究をしている研究者のところに、
「ちょっと話を聞かせてください、そして話を聞いてください」
と、
とりあえず連絡してみるのは良いことだと思いますよ

ボクの場合だと、
滋賀にヨメがいるからという不純な動機でしたが、
某生態系の研究所のまったく面識がない研究者に、
K氏に間をとりもってもらった上で、
先方まで押しかけてセミナー発表をやったおかげで、
その後、卒業時には気にかけていただき、
わざわざ公募情報をいただいたりしました
そういうことってあると思います


この話、だいぶ混乱してるけど大事な気がする
またどこかでちゃんと
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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