自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
以前,はと君からお題として出されて考えたので,
ここに記しておこう。
まず今のJリーグの問題点は,大きく分けて2つ。
・過密日程による選手の負担大
・ライト層の取り込みが頭打ち
過密日程の原因は,
J118チームで2回総当たりで年間34試合。
これで年52週末の34週が埋まる。
これにナビスコ・天皇杯・ACL・代表戦が入る。
つまり有力チームの有力選手はほぼ毎週2試合ペース。
もちろんこの間に飛行機や新幹線での移動もある。
たしかにしんどい。
するとすぐに「ナビスコと天皇杯を削れ」となるが,
これは諸々の事情で削れない(らしい)。
ということで,
「リーグ戦の試合数を減らそう」となり,
必然的に「リーグのチーム数を減らす」に至る。
つまり「試合数減−>チーム数減」の結果として「プレミア化」する。
これが「プレミア化論の中の過密日程」の話の根幹。
ライト層の取り込みについて,
最大の問題は「地上波中継/放送の数と質が低い」のが致命的な問題。
まず毎週リーグ戦をやっているのにほとんど放映されない。
また放映されるとしても,延々と試合を見せているだけ。
Jリーグライト層の取り込みを阻害しているのは,
日本代表と海外サッカーだということも考えるべき材料。
最ライト層が代表戦でサッカーにフックしても,
代表選手が海外リーグに所属していて,Jリーグに目が向かないのが現状。
まぁこれはジョホールバルで中田が「Jリーグも見てね」って言って以来だから,
海外組だけの問題ではないのかもしれないけど。
で,J1プレミア化構想。
つまり,J1のチーム数をグッと減らして,
リーグ側から露出させる対象を絞り込むことで,
ライト層にとってフォーカスを合わせやすいようにしよう,
というのが主旨。
ここでいうライト層ってのは,
ライト層をターゲットにするスポンサーも同じ。
ごくごく簡単に言えば,
18チームも覚えられないけど,
10チームなら覚えられるでしょ,とか,
10チームならどのチームにも代表が1人はいる状況になるでしょ,とか,
そういうこと。
ボクはJ1を10~12チームに絞るってこと自体には賛成。
10チームとして話をすすめる。
H&Aで年間18試合。
この次がアイデアで,
さらにあらたに当該チームと関係無い「中立地開催」を入れる。
これが9試合なので,合計リーグ戦は年間27試合。
現状より7週目減りするので国際Aマッチデーの日程を空けられる。
チーム数が減れば,
所属する選手自体の質も平均値が高くなるし,
選手のコンディションも向上するし,
練習もしっかり出来て,
魅力的な試合を提供できるようになる。
またJ1プレミアにはスタジアムなどの基準を厳しくする。
二万人以上収容の専用スタジアムで,交通の便も考慮した立地。
地上波中継でライト層にアピールできるCGなどに対応可能にする。
もちろん45分間にCMを挟まなくて良いスポンサー対応の中継スタイルも確立。
(CLのハイネケンとかみたいな)
中立地開催については,
リーグとしては勝点も換算するガチ試合。
ただ「第三のスタジアム」で開催するだけ。
それでも3つの利点があると考えている。
1つめは単純に日本全国のライト層の掘り起こし。
「おらが町にJ1プレミアがくる」ってこと。
試合翌日には地元の子供と交流するなども抱き合わせて。
2つめはライト層のコア化。
J2やJ3の本拠地でJ2やJ3の試合と連続開催することで,
J1を見に来た現地ライト層をJ2-J3の地元チームのコアサポ化を狙う。
下部チームの運営側としても今後プレミアを狙う予習になるかも。
3つめは試合単体スポンサーの獲得。
Jチームの無い町で試合をする際に,地元企業の冠試合にする。
スタジアムネーミングライツの試合単体版みたいなもの。
ニュースに取り上げられるJ1プレミアだからこその付加価値を最大利用。
もちろん中立地開催には難点もあって,
良いスタジアムがそんなにあるのかって問題は解消しないけど,
代表のアウェーを考えれば,まぁ許容範囲でしょう。
また当該試合中継の質は落ちてしまう。けども,
地上波はJ1スタジアムに任せればライト層的には不満はなかろう,と。
ホーム:アウェイが1:2の比率とも考えられて,
特に選手にとっては移動の負担が大きいかもしれないが,
現状アウェイ17試合が18試合になるだけだし,
プレミア化すればチームの財政も潤って,移動にも金をかけられるから,
全体としては負担軽減のセンスなのではないか,と。
その他のプレミア化の難点としては,
ライト層に露出するチームと選手が限定されてしまうということ。
でも,
現状のJ1でもさほど露出してないんだから,
まずはJ1だけでももっと露出させていくことが,
J3まで含めた全体の利益にかなうんじゃないかな。
選手の移籍が活発になれば,
「おらがチームからプレミアに多数輩出」
「ゆえにおらがチーム最強説」ということもあろう。
(セレッソと代表,あるいはカープとヤンキース,みたいな)
「育成クラブ」と割切って「育てて売る路線」に向かうJ2チームが出来るかも。
J1プレミアとJ2の入替は年1チーム。
そのかわりといってはなんだけど,J1数が減る分だけ,
ナビスコや天皇杯でJ2以下のチームが上位進出できる可能性は増すので,
リーグ戦とは別件になってしまうが,そちらの方で諸々対応。
というような具合で,
周辺の「仕掛け」も整えていくのであれば,
J1プレミア化には賛成するのであります。
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ここに記しておこう。
まず今のJリーグの問題点は,大きく分けて2つ。
・過密日程による選手の負担大
・ライト層の取り込みが頭打ち
過密日程の原因は,
J118チームで2回総当たりで年間34試合。
これで年52週末の34週が埋まる。
これにナビスコ・天皇杯・ACL・代表戦が入る。
つまり有力チームの有力選手はほぼ毎週2試合ペース。
もちろんこの間に飛行機や新幹線での移動もある。
たしかにしんどい。
するとすぐに「ナビスコと天皇杯を削れ」となるが,
これは諸々の事情で削れない(らしい)。
ということで,
「リーグ戦の試合数を減らそう」となり,
必然的に「リーグのチーム数を減らす」に至る。
つまり「試合数減−>チーム数減」の結果として「プレミア化」する。
これが「プレミア化論の中の過密日程」の話の根幹。
ライト層の取り込みについて,
最大の問題は「地上波中継/放送の数と質が低い」のが致命的な問題。
まず毎週リーグ戦をやっているのにほとんど放映されない。
また放映されるとしても,延々と試合を見せているだけ。
Jリーグライト層の取り込みを阻害しているのは,
日本代表と海外サッカーだということも考えるべき材料。
最ライト層が代表戦でサッカーにフックしても,
代表選手が海外リーグに所属していて,Jリーグに目が向かないのが現状。
まぁこれはジョホールバルで中田が「Jリーグも見てね」って言って以来だから,
海外組だけの問題ではないのかもしれないけど。
で,J1プレミア化構想。
つまり,J1のチーム数をグッと減らして,
リーグ側から露出させる対象を絞り込むことで,
ライト層にとってフォーカスを合わせやすいようにしよう,
というのが主旨。
ここでいうライト層ってのは,
ライト層をターゲットにするスポンサーも同じ。
ごくごく簡単に言えば,
18チームも覚えられないけど,
10チームなら覚えられるでしょ,とか,
10チームならどのチームにも代表が1人はいる状況になるでしょ,とか,
そういうこと。
ボクはJ1を10~12チームに絞るってこと自体には賛成。
10チームとして話をすすめる。
H&Aで年間18試合。
この次がアイデアで,
さらにあらたに当該チームと関係無い「中立地開催」を入れる。
これが9試合なので,合計リーグ戦は年間27試合。
現状より7週目減りするので国際Aマッチデーの日程を空けられる。
チーム数が減れば,
所属する選手自体の質も平均値が高くなるし,
選手のコンディションも向上するし,
練習もしっかり出来て,
魅力的な試合を提供できるようになる。
またJ1プレミアにはスタジアムなどの基準を厳しくする。
二万人以上収容の専用スタジアムで,交通の便も考慮した立地。
地上波中継でライト層にアピールできるCGなどに対応可能にする。
もちろん45分間にCMを挟まなくて良いスポンサー対応の中継スタイルも確立。
(CLのハイネケンとかみたいな)
中立地開催については,
リーグとしては勝点も換算するガチ試合。
ただ「第三のスタジアム」で開催するだけ。
それでも3つの利点があると考えている。
1つめは単純に日本全国のライト層の掘り起こし。
「おらが町にJ1プレミアがくる」ってこと。
試合翌日には地元の子供と交流するなども抱き合わせて。
2つめはライト層のコア化。
J2やJ3の本拠地でJ2やJ3の試合と連続開催することで,
J1を見に来た現地ライト層をJ2-J3の地元チームのコアサポ化を狙う。
下部チームの運営側としても今後プレミアを狙う予習になるかも。
3つめは試合単体スポンサーの獲得。
Jチームの無い町で試合をする際に,地元企業の冠試合にする。
スタジアムネーミングライツの試合単体版みたいなもの。
ニュースに取り上げられるJ1プレミアだからこその付加価値を最大利用。
もちろん中立地開催には難点もあって,
良いスタジアムがそんなにあるのかって問題は解消しないけど,
代表のアウェーを考えれば,まぁ許容範囲でしょう。
また当該試合中継の質は落ちてしまう。けども,
地上波はJ1スタジアムに任せればライト層的には不満はなかろう,と。
ホーム:アウェイが1:2の比率とも考えられて,
特に選手にとっては移動の負担が大きいかもしれないが,
現状アウェイ17試合が18試合になるだけだし,
プレミア化すればチームの財政も潤って,移動にも金をかけられるから,
全体としては負担軽減のセンスなのではないか,と。
その他のプレミア化の難点としては,
ライト層に露出するチームと選手が限定されてしまうということ。
でも,
現状のJ1でもさほど露出してないんだから,
まずはJ1だけでももっと露出させていくことが,
J3まで含めた全体の利益にかなうんじゃないかな。
選手の移籍が活発になれば,
「おらがチームからプレミアに多数輩出」
「ゆえにおらがチーム最強説」ということもあろう。
(セレッソと代表,あるいはカープとヤンキース,みたいな)
「育成クラブ」と割切って「育てて売る路線」に向かうJ2チームが出来るかも。
J1プレミアとJ2の入替は年1チーム。
そのかわりといってはなんだけど,J1数が減る分だけ,
ナビスコや天皇杯でJ2以下のチームが上位進出できる可能性は増すので,
リーグ戦とは別件になってしまうが,そちらの方で諸々対応。
というような具合で,
周辺の「仕掛け」も整えていくのであれば,
J1プレミア化には賛成するのであります。
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