忍者ブログ
自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]
ここ数年、めっきり書かなくなっていたのだが、今年は高頻度に書いていこうと思っている。
「毎日更新を決意した」ぐらいの具体的で強い意思表明をできれば良いのだが、そこまでではない。
それがまた、書かなくなっていたこととも繋がっている。
決意なんだか言い訳なんだか、どっちつかずの話だが、人生はそういうものなのだ。

少し人生をさかのぼってみる。
2014年に定年制移行審査に落ちた。(ここで第三子が誕生している)
2015年に定年制の権利を得た。
2016年にスイスに行って、2017年に帰ってきた。
そこから研究スタイルを変えていこうとしていて、2020年にコロナ禍がやってきた。
2022年に第四子の誕生があり、今に至る。

どこが一番の契機だったかは、もうわからない。
でも明確に、それ以前の、いわゆるポスドク〜任期付研究員だった頃とは、日常が違う。
ハッキリと言ってしまえば、研究への切迫感が無くなった。

元来、研究が好きということもなくて、研究は仕事として進めてきたところがある。
しかし職業としてゆえに、かなり高い強度で研究をしていた。
そう。強度が高かった。
昔話はこんなもんでおしまい。

2023年の日常を振り返ると、やはり強度が低かった。
年々、「参加するだけの会議」が増えてきた。
論文に直結するような研究ではなく、その縁辺にあるような仕事も増えてきた。
それらはほぼすべて、在宅で処理できるものだ。
家には乳児がいて、中学生がいて、小学生が二人いる。
管理職(的)な業務も増えてきた。
出勤する日は、プロジェクト雇用のみんなと話をして、話をして、帰宅する。
そんなこんなで、日常が流れていった。
まさに「流れていく」という具合で、流れていったのだった。

日々がどんどん単色になっていく。
若い頃は、もうちょっと多彩だった、気がする。
それすらももう、記憶の改竄かもしれないけど。

日常の単色化に抗うように、2021年10月から手元で日記をつけはじめた。
生真面目で知られる畏友から勧められた毎日100文字程度の5年日記帳だ。
とにかく一日の中で気分が良かった話題をヒネり出して、これを書き連ねることで、ポジティブになれると考えてはじめた。
いま開くと、たしかに当初はちゃんと書いていた。
次第に雑になり、最近は二週間に一回ぐらいしか書いていない。
それもGoogleCalendarで振り返りながら、20文字ぐらい単に出来事を書いているだけで、感情が書き出されていない。

ダラダラと書いてきたが、はじめに戻って、まとめる。

日常が単色で強度が低い。
これは良くない。
ぶっちゃけ病院に行けばウツと診断される状態にある。
そんな自覚があるので、何かやろうと思った。
日記は、誰にも読まれないがゆえに一定の価値があるが、誰にも読まれないゆえに単色化に拍車をかけている気もする。
この10年、多くの時間をともに過ごしてきたツイッタランドも雲行きが怪しい。
むしろ20年前(!!)からやってきたブログに回帰するのも良いんじゃないか。

そんなわけで、2024年はここに高頻度でここに書く。
何を書くかは決めていないが、広い意味で研究関係のことを書こうと思っている。
長い文章は書けないだろう。
140字にも満たないかもしれない。
何かルールを決めておいた方が良いかもしれない。
でも窮屈なのは本意ではないし、しんどい。

2011年1月に「個人の公共性」という文章を書いていた。
このすぐ後に東北の地震があって、自分の中でもウヤムヤになってしまったところがある。
とはいえ、これは卓見だった。
こうやってネットに駄文を書くことには、一定の公共性がある。
情報を開くことで、誰かと繋がり、何かが起こるかもしれない。
世界に対して開いていることは、いまも比較的意識的に、続けていることだ。
だから、ルールというほどではないが、インタラクティブであることは意識して、書こう。

今日はここまで。


能登半島の地震の情報が入ってきた。
みなさんの無事を祈ります。
PR
突然の金剛離脱から短期間のアクシズ再結成を経てNOAHを円満退社。
海外挑戦かと思いきや全日に参戦し、即時の三冠奪取に最強タッグ優勝。
しかし言動では謎の闘魂アピール。

なんだか脈絡がない。
どういう意味があるのだろうか。

おおきな謎は、あれだけの円満退社なのに、この行動ということ。
つまり、現在の行動は、NOAHにとって利益に繋がる道だと思われる。
最近は、清宮、大岩、ザック、オスプレイなど、新日とNOAHも、それほど険悪ではない。
全日がこれほど厚遇する理由はわからず、今のところ持ち出しの方が大きい気もするが、この後にリターンがあるのかもしれない。

そう考えると、中嶋勝彦のこれからは、00年代の高山善廣や鈴木みのるのような、国内外の諸団体を渡り歩く"外敵"フリーランスレスラーというのが、一つの解かもしれない。
その通行手形として、近いうちに国内グランドスラム(三冠・GHC・IWGP)制覇という箔を付けたりするんじゃないか。

中嶋勝彦といえば、佐々木健介の愛弟子。
健介はアレだが、長州力直系とも言えるわけで、新日にとっても直系と言えば直系。
(1.3での三冠戦敗北を経て)1.4東京ドームへのサプライズ登場とか。
闘魂アピールの着地点はここにしかないわけで。
1.5で「鈴木みのる&中嶋勝彦&エルデスペラード(&柴田勝頼)」というストロングスタイルが結成されたら、タマラんじゃろ。
おそらく引退ロードになる鈴木みのるに華を添えることにもなる。
もし噂通りにオカダが海外移籍するなら、その穴埋めを担うだけの格と体力もある。

中嶋自身に宮原との因縁があるし、今回北斗(not晶)との因縁も作った。
全日にスポット参戦する足場は作れたと言える。
NOAHとは円満な様子なので、こちらもスポット参戦は問題なさそう。
なんなら勢い、AEWにスポット参戦ぐらいはしそうでもある。

年末年始が楽しみだ。
2020年7月の転載。

〜〜〜〜〜〜〜〜

2号(8歳)が、1号(9歳)を一方的に叩いて泣かせたらしい。1号から通報があって発覚。2号に、叩いて泣かせたのに謝らなかった理由を聞いたら、

「謝ったら悪いことをしたことになり怒られるので謝らなかった。謝らなければ何もやってないと言い張れるから」
とのこと。本当に頭の良さに対して心が追いついておらず、特に共感性が欠如しておる。叱るこちらも一苦労。

叱責の理由について順を追って説明をはじめると、三ぐらいの時点で十までの展開を正確に理解する。だから三ぐらいのところで「これからどういう話をすると思う?」と振ると、本当に「三四五六七八九十」とスラスラ答える。そこまでわかってるならちゃんとやれよ!とブチギレたくなるのはグッとガマン。

そして今日はついに3号(5歳)に対しても同じレベルでの説教をやった(同案件だが2号を終えてから別立てでやった)。はじめは大袈裟に泣いたりトボけたりして誤魔化そうとしていたが、ゴマカシをする度に黙ってジッと待ってから話を元に戻して続けたら、段々と誤魔化せないことを理解したようで、ついに恐怖を覚えたのか呼吸が乱れる本気泣きになった。2号と違って、これ以上の具体的な話はしなかったが、とにかくもう、本気で話をすれば理解できることはわかった。

1号や2号が、成長してこういう叱責の対象から抜け出してくれれば、こちらのこういう説教負担は軽減されるのだろうが、少なくともあと五年ぐらいは、三人相手にこれをせねばならぬと思うと、ほんとしんどい。。。

一夜あけた今日は、予告なく2号を「ラーメンに行く」と連れ出して、90分間の散歩。2号と二人で出かけるのは珍しいことで、嬉しそうにしていた(2号は出かける直前まで出たくないとゴネるので面倒くさくていつもは連れ出さない)。歩いている間、目的地までの距離と経過時間の話から、歩いている速度(時速)の計算をさせてみた。

「90分で7.5kmだから、キミの歩く時速は5km/hだね」
「新幹線の速度は250km/hだよね。新幹線は東京ー大阪を約2時間で走ります。じゃあ距離は?」
「キミが疲れないで寝ないで休まないで歩き続けたら何時間で大阪につく?」
「キミが疲れて寝て休んで、それでも毎日歩き続けたら、何日で大阪につく?」
「東京ー大阪の移動が2万円。店の時給が1000円。何時間働けば新幹線のれる?」
「歩いて移動するのと、働いてから新幹線で移動するのと、どっちが良いかな?」

とかなんとか。最終的な結論は「1日8時間だけ歩けば、12日ちょっとで行ける」「週に1日は歩かないで休む日を設ければ、2週間で行ける」「今年の夏休みは2週間ちょっとだから、歩いて行って、新幹線で帰れば学校を休まなくてすむ」とのこと。その計画には付き合わないぞ。

歩いて暑くて疲れたからラーメンじゃ無くて蕎麦が良いと言い出したが、父はラーメンが食べたくて歩いたので、譲歩せず、2号にはつけ麺を食べさせた。

帰りは電車に乗り「13分99円!しかも冷房付き!さらに座ってるだけ!電車すごい!」と興奮していた。早速、教育の効果が出た。してやったり。

自宅最寄り駅前のソフトクリーム屋でクリームソーダを与える。「下校時にいつも見ていて食べたかった」と目を輝かせておった。このあたりは8歳。

という具合で、叱責した後のご機嫌取りというか、関係修復に半日をあてて、散歩の疲労をビールで癒しているうちに、休日が終わるのであった。
2020年6月の記事。転載。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

うちの2号、小学校2年生は今、金髪になっている。写真は実物。休校措置がはじまってからブリーチし、本人も気に入っているのでそのままにしてきた。

今週から本格的に登校することになり、この金髪をどうするか考えた。ボクは別にそのままで良いと思っているのだけど、ヨメ氏からすると、やはり先生や保護者から無駄に目を付けられたりするのは子供にとって得策ではないという思いがあるようだ。もう十分に伸びてきているので、バリカンで刈れば今すぐに黒々した坊主にできる。

本人に聞いたところ「金髪が気に入っている。丸坊主はイヤだ」とのこと。それで少し話をした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

父「世の中の大人には、子供が金髪にしてるっていうだけで、悪い子なんじゃないかと思う人がいるんだよ」

子『なんで金髪にしているだけで悪い子ってことになるの?そんなの変じゃん』

父「たしかに変だよね。父も変だと思うよ。でもそういう大人が実際にいるんだ」

子『なにそれ。そんなの変じゃん』

父「変なんだよ。変なんだけど、そういう大人がいるってことは覚えておいて」

子『うん』

父「それでキミが金髪でいると、勝手にキミを悪い子だと思って見てくるんだ。それでもいい?」

子『別にいいよ。悪いことしてないのに悪い子だと決めつけるなんて、そんなの変じゃん』

父「そうだね。たとえばキミが友達と一緒に電車に乗っていて、みんなで一緒に悪いことをしたとする。その時に、金髪のキミが目立つから、キミは他の子よりも多く怒られるかもしれない。それでもいい?」

子『別にいいよ。だってボクも悪いことをした場合でしょ?じゃあ怒られちゃうのは仕方ないよ』

父「よし。じゃあ金髪のまま学校に行こう」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ということで、当面は金髪のまま学校に行くことに決めた。学校や保護者から、明示的に指導があれば、その時にまた本人に考えてもらおう。

なお話の流れで、キミの父親も、ネクタイもしないしスーツもきないし短パンTシャツだし金髪で他の大人とはだいぶ違うけど、それを悪いことだと思っていないし、他の人と違うことでイヤなことを言われたり損をしたりもしてるけど、それは自分が好きなことをしてる結果だし、悪いことをしているわけでもないから気にしないんだ、むしろ変なのは他の大人だよなーって思ってるんだよ、という話もしてみたが、面倒くさそうに聞き流された。

いやまぁしかし考えてみれば、2号は3-4歳の時にスイスで暮らしていたわけで、ジャパニーズな金髪といえば不良という価値観を身につける前に、人それぞれ髪の色が違うのは当然としう環境に触れているので、単に無邪気な子供以上に「金髪がダメってなんで?そんなの変じゃん」という思いになるよなぁ、と後から気付いた。
少年團でのミニバス指導に関する情報だけの匿名サイトを作ろうかと思い始めている。
自分の理解を体系的にまとめたいのだが、日々の仕事にかまけて、手が動かない。
公開を前提にやれば、少しはモチベーションになるだろうか。
しかしココに書くと、自チームの詳細が伝わってしまい、チームに迷惑をかけてしまう。

〜〜〜

ミニバス指導は、本当に難しくて、だから面白い。
大きくわければ、
・バスケットボールの競技力を高める
・(知能・精神の意味で)小学生に合わせる
・(技術の意味で)小学生に合わせる
・(肉体の意味で)小学生に合わせる
・(ボランティアで携わる)他コーチや保護者と協働する
という要素がある。

たとえば高校でバスケ部だった人がミニバス指導をはじめるとする。
高校の部活でやっていたメニューをやろうとすると、99%、うまくいかない。
そこに妙味があると思っている。

「スリーポイントライン45度からスタート。ワンフェイクしてワンドリで入る、中で両足ストップ、ステップインして、オーバーハンドでシュート」というメニューをやる。

まずメニューの約束事を頭で理解できない。
スリーポイントラインは経験的に知っているけど、45度は角度を習っていないから知らない。
用語がわからないこともあるが、頭の中で作業の順序が整理できない。
わかったとて、心が約束事を守れない。
今までやってこなかった動きは気持ちが悪いから、自分のしたいようにやりたい。
「そんな面倒なことより、早くシュート打たせろよ」と考えていることがアリアリと伝わってくる。

頭と心が整理できても、体と技術がついてこない。
ワンドリでやめてボール保持という動きができない。
左に侵入する場合でも、右手でドリブルする。
両足ストップができず、姿勢も維持できない。
ステップインの脚が逆になる。
オーバーハンドではリングに届かない。

同じメニューを繰り返さないと理解できない選手。
同じメニューの繰り返しで飽き始める選手。
同じメニューでも黙々と続ける選手。
守備者をイメージできる選手。
アレンジをはじめる選手。
最後まで出来ない選手。

〜〜〜

この10年間、サッカーの指導本が、たくさん出版されている。
モウリーニョの成功から、アカデミックな理解に基づく指導体系が見直されているからかもしれない。
もちろん動画撮影の普及など汎用IT発展の影響もあるだろう。
いずれにせよ、指導のありかたの見直しや、より良い方法の模索が、サッカー界では進展している。
身体操作や肉体トレーニングの動画も同様だ。

もちろんバスケについても、Youtubeに指導動画があがっていて、勉強になる。
しかしサッカーに比べれば、まだまだ経験に基づくものが多く、理論背景があるものは乏しい。
また大半が視聴数目当てのセンセーショナリズムで、「これだけやっておけば」「こんなのはダメ」という具合。

日本のバスケ指導はガラパゴスでもあるようだ。
女子の両手打ち(ボースハンドショット)も、日韓だけだとか。
そもそも「ミニバス」という仕様で普及しているのも、限られた国だとか。
(これについてはサッカーで8人制やフニーニョが普及しだしており何とも言いがたい)

アメリカのバスケ指導動画を見ると、指導する手順が違うようにも見える。
たとえば、いわゆるレイアップ(アンダーハンドレイアップ)への拘りがないっぽい。
そこを考えてみると、たしかにアンダーハンドシュートは、バスケ全体で見れば、特殊な動きになる。
ドリブルもパスも他のシュートも、基本的に操作する手はボールの上にある。

〜〜〜

ベースは手元でまとめられるスライド資料。
(バスケノート的につけていたが、最近まったく更新をサボっている)
youtube動画にも良いものがたくさんあるので、引用しやすいプラットフォームが良い。
noteを使うのが良いだろうか。

H社の衣類乾燥機が故障した。
乾燥は問題なく動く。
運転時間を指定するモードならば問題ない。
自動運転にすると早々に完了の合図で止まる。

ぐぐると湿度センサーの呼称だと出てくる。
センサーにホコリが被っていると、誤作動するのだとか。

一度自分で開けてみたが、センサー表面はうっすらホコリを被る程度。
爪楊枝でツンツンしたが、それほどホコリが問題になるようには見えない。
これ以上の解体は大変そうなので諦めた。
症状は改善せず。

とりあえず60分モードで、止まったら動かすのを繰り返して対応。
しかし寒くなり、衣類が厚くなり乾きにくく、夜中に運転させるのも億劫。
いよいよ修理を頼むことに。

日◎のサイトで修理依頼。
◎立の出張サービスで修理にやってきた。
診断は、センサーか、それを読ませる基板か、とのこと。

使用頻度に応じて劣化してバカになるのが軸の金属(銅)。
これは毎日2回の使用で3年間ぐらいが目安。
基板の呼称は読めない。統計的には3年ほどが多い。
あとはホコリの処置がいい加減だと発生するトラブルで、これは使い方次第。
湿度センサーの呼称だったケースは、この1年間で1回とのこと。
丁寧に使って運が良くても5年間ぐらいが限界かも、とのこと。

ウチのは2021年1月購入なので、2年半。
センサー交換だと諸経費込みで15,000円ほど。
基盤交換だと諸経費込みで35,000円ほど。
なお修理せずでも出張費はすでに発生していて、5,800円。
新品を買うと80,000円ほど。

乾燥機によるQoLの向上と、その他の出費とを天秤にかければ、新品購入でも決して高くはない。
しかし、決して安くもない。

悩ましい。
自覚しだしたのは、約三ヶ月前。
パソコンの画面がボヤけて文字が読めないことが増えてきた。
以前から、睡眠不足や疲れがたまった時には見えにくいことがあった。

そもそも10歳になる前から、極度のガチャ目だった。
視力は左目が2.0で右目は0.1。
遠近感は掴めないから、特に野球や卓球ぐらいの小さなボールは見えなって困る。
しかしそれ以外では困ったことはなかった。

以前から心身にトラブルがあると、目の焦点が合いにくくなることがあった。
そういう場合は、眼帯をつけていた。
よく見える方の左目を眼帯で潰して、見えにくい右目だけを使うことで何とか乗り切っていたのだ。
よく見える左目を残せば良いようなものだが、よく見えるだけに遠近感がないギャップが激しく、とても疲れてしまうのだった。

そんな自分の視力の特性と、今回の自覚症状から判断して、老眼が進行し、左目と右目の視力のギャップにあたる部分が見えなくなっているのだ、と考えた。
そして、考えているだけでは対処ができないので、いよいよ眼科に行ったのだった。

眼科ではお馴染みのレンズをカチャカチャと入れ替えるメガネをかけて、視力検査をやった。
裸眼に続き、いろんなレンズを入れられ、「見える」「見えない」と回答する。
5m先にあるC字表示板だけでなく、眼科助手が手元にC字表示本を差し出してくるものもあった。
この作業が、延々と続いた。
眼科助手氏が、途中から「これもダメかー」「こっちは?なるほどー」と言い出した。
次第に検査対象が左目に絞られていった。
その流れで「あぁたるんでるなぁ」「まだ40だよね」「シマリがないなぁ」と呟いたのだった。

診断は「左目が60代レベルの老眼」だった。
左目の焦点がほぼ動かせない状態だとのこと。
一般に、遠視は老眼の進行が早いらしい。
それに加え、ガチャ目ゆえに手元を見る機会を近視の右目に任せていたから、左目で近くを見ようとする使用頻度が低く、老眼の進行が早くなったのだろう、と。
(↓遠視の老眼進行が早い図)
https://www.menicon.co.jp/whats/column/detail1.html
それで、どのように矯正するかを、いろんなレンズのパターンで試していたらしい。
眼科助手氏が言うには、左目に老眼鏡をハメるよりも、右目の近視を矯正する方が、生活に支障が少なそうとのこと。
左目については、よく見えていて、デスクワーク以外の生活の基盤でもあるので、矯正しない方が良かろう、と。
そんなわけで、右目だけ近視矯正のメガネを作るが良かろうと言われ、医師に診断をもらうことになった。

助手氏が医師に検査結果を手渡したところ、医師が「なにこれ」と声を漏らした。
そこから助手氏が、先にボクにしたのと同じ説明を延々と医師に伝え、医師はそれを聞いて「うんうん、たしかに」と同意した。
最終的に「ま、そういうわけだから、こういうメガネの処方箋を出しますね」となって、終了。

「デスクワーク用」の「若干の近視矯正」が目的だから、デザインは何でも良いしレンズはアリモノがあるから街の量販店で安いのが買える、と医師に助言を受けた。
これに従い、上大岡のzoffへ行き、即日購入。

中学生の吹奏楽部で、チューバで左目が隠れて指揮者が見えなくてかけていたメガネ以来だから、約30年ぶりにメガネをかける生活がはじまる。
とはいえ、普段の生活ではまったく必要としていないので、デスクワークに集中する時だけだが。

確実に体は老いている。
視力以上に、その事実に、目の前が暗くなる。
ここから先の肉体的下り坂を、うまいこと下っていきたい。
家庭のこと、具体的には個々の健康や財産や親族の振る舞い。
キッズチームのこと、具体的には成績の現状や選手の個性。
プロジェクトのこと、具体的な進捗状況。

ここには書けないそういうことで、頭がいっぱいになっている。
昔は偉いオジサンがダジャレ、あるいはオヤジギャグを言うことが謎だったが、今なら少しわかる。
言えることが、それしかないんだな。
そして、それすらも言えないオジサンは、ダンマリになり、感じが悪くなる。
たくさん話すオジサンは、たぶん言っちゃいけないことも話している。

ダジャレを挟むような軽妙なノリでたくさん話すけど、言っちゃいけないことは言わずに、生きていきたいものだ。



原稿1つに査読者2人と考えて、自分が投稿した回数の2倍分だけは査読を引き受けることにしている。
コミュニティを回転させるためには、これだけはやらねばならんだろうという責任感のようなもの。
publonに計上されている査読数は、28本(31回)だった。
およそ責任は果たしている(足りてないけど)と思う。

出版社や投稿システムは限られた数しかない。
だから、コチラの投稿行動を見て、査読依頼が来るようになっているのだと邪推している。
実際はそうなっていないとしても、ボクならそういうシステムを作る。

研究者にとって、投稿した瞬間は、仕事が1つ減った状態だ。
だから、投稿時に査読依頼を受けると、引き受けられる余地がある。
そうなるのはわかる。

しかし、今回はダメだ。
著者として査読結果を受け取った日に、査読依頼が2つきた。
いずれも「断りにくい筋」からのもの。

勘弁してくれよ。


弊所のローカル会計システム、リマインダメイルが05時に送られてくるから二段階認証のVPN繋いでローカルに入ったら07時までメンテナンス中ですって。マジクソ仕様。
プロフィール
HN:
kawagucci
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
ブログ内検索
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
アクセス解析
カウンター
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) kawagucci's Weblog All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]