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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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現地語(スイスドイツ語)はもちろん英語での会話もダメだ。

今でもよく覚えているのは,中2の2学期あたりで14点を取ったこと。その後から英語の授業をマジメに受け始めた。関係代名詞が登場するあたりだった。中1の時にアルファベットの書き方から英語の授業がはじまり「なんだ,ローマ字みたいなもんか」と思って勉強しなかったのが諸悪の根源(?)だろうか。故ロジャー先生によるMとNの発音講座もまったく違いがわからず,嫌がらせを受けているような気分になったのを覚えている。当時はもちろんこんなに英語を使う人生になるとは思っていなかった。

そんなわけで,中1で習うような簡単な英会話の能力がスッポリと抜け落ちている。いわゆる「how are you?」「Fine, thank you, and you?」のようなヤツ。特に英語と真剣に向き合い始めたのが研究業界に入ってからだということもあり,とにかく「疑問文」がわからない。どうやって疑問文を作るか,どうやって回答するか。身体的な言語としてパッと出てこない。あと曜日や家にあるモノなど,基本的な生活用語もパッと出ない。

そんなことを抜きにしても,たぶん語学習得能力が極めて低いように思う。これは具体的にはなんとも言えないんだけど,なんとなく。耳が悪いのか,精神が悪いのか。「習うより慣れろ」の環境に身を置けばなんとかなるのかもしれないが,そういう環境に身を置くことが面倒だと思っている精神構造が,なにより問題なのだろう。

子供達は幼稚園や保育所,アパートの子供達との遊びの中で,数字や挨拶,「トイレ行きたい」などの簡単なフレーズは喋るようになっている。ヨメ氏も(第2外国語がドイツ語だったらしいが)2桁の数字が聞き取れるようになってきたらしく,スーパーのレジで言われていることがわかるらしい。ボクはもちろん(?)寮歌で覚えた「アイン・ツバイ・ドライ」しかわからない。

もうちょっと落ち着いたら(つまり科研費シーズンが終わったら)言語習得にも時間を割いてみる,かもしれない。とにかく英語だ。

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