忍者ブログ
自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
[2108] [2107] [2106] [2105] [2104] [2103] [2102] [2101] [2100] [2099] [2098]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

明らかに太ってきた。スイスの我が家には体重計がないので定量的な評価は困難であるが,長年付き合ってきた自分の身体を眺めるに,腹回りに明瞭な脂肪の増加が認められる。

原因はいくつも思い当たるし,実際のトコロはそれらすべてが合わさった複合的な原因なのだろう。まず運動量が激減した。チャリ通として,過去3年間は全長7kmの平坦道を週6日往復,ここ4ヶ月は全長13kmで三浦半島を横断するルートを週5日片道でこなしていた。なによりここ10年間欠かさず続けてきた週5日の昼休みサッカー30分が無くなった。こちらの運動強度はチャリ通の比ではない。こうして朝昼晩とコンスタントに代謝を上げていたわけだから,これがなくなった効果はいかほどのものか。

こちらに来て1ヶ月後からチャリ通を再開したわけだが,片道23kmの平坦道(1時間強)とはいえ,週4回の片道走行,天気(予報)が悪ければこれよりも回数は減る。昼サッカーもなければ,土日の運動イベントもない。

食生活の変化も大きい。2012年の正月だったかにダイエットを決意して,一気に20kg近くの減量に成功した。一番大きな要因は,コンビニ菓子パンを朝食にする生活習慣からの離脱と,夕食の炭水化物抜きだったと考えている(同時期にチャリ通を再開したので相乗効果は否定できないが)。パンというのはおそろしくカロリーが高い。トッピングの砂糖やチョコの効果などたかがしれていて,とにかくベースに使われているバターによるカロリーがとんでもないのである(個人の感想です)。夜の炭水化物がどれほど効いているのかはわからないが,それなりに大きなインパクトはあるのだと思う(というのも炭水化物抜きを薦めた相手が軒並み成功しているので)。

ひるがえってこちらでの食生活はというと,米食が減った(3日に1食程度)分だけパン食が増えている。特に朝昼は駅のMigrosで購入することが多いが,ほとんどがパンだ。夜は夜で子供に食べさせるべく一緒になって炭水化物(芋とか)を食べているし,なんなら子供が残した分まで食べている。

というように,これで太らないわけがないというぐらい太る要因を容易に見つけることができる状況にある。

さてどうしたものか。まずこれからドンドン寒くなっていくことを考えると,チャリ通でのカロリー消費に依存するのは危険だ。寒さで気持ちが折れる,あるいは路面凍結など不可避な情勢もあろう。チューリッヒの冬,氷点下10度を下回ってなおチャリ通をするのか。学部生時代には札幌で朝6時に新雪をかきわけながら(プールまで)チャリ通していたわけだが,あれはもう若気の至りと言うほかなく,35歳になるオジサンに期待する方が酷な話だ。

ではサッカーをと言っても,残念ながらETHZでそういうサッカーサークルを発見するには至っていない。せめてと思い住んでいる町でサッカーチームを探しているモノの,こちらはこちらで町が小さすぎるせいか情報に当たれない。他のスポーツを始めるのも一手かもしれないが,どうせサイクリングかハイキングなのだよ,この国では。

消費に求められないなら,生産制限しかない。子供の手前(特に食事ボイコットが甚だしい4歳児の見ている範囲で),「食べない」という選択肢でもって減量を試みることはできない。子供の目から逃れられる朝食・昼食を削減することは可能だが,それはそれで日中の仕事への影響が不可避である。基本的にデスクワーク,それも執筆業なので,カロリー不足・空腹によるいらだちは大敵なのだ。

となると,やはり夕食での炭水化物オフしか方策がない。幸い子供達も「お父さんの夕食はワイン」という認識を抱いているようなので,これに乗っかって,夕食をワイン+蛋白質だけにとどめておけば,幾分かは体重が上げ止まり(下げることは諦めている)するのではないかと期待している。

なお日本で「炭水化物抜き」をするのに最も効果的な手段は「白米を豆腐に替える」ことである。これは「口に入れる食べ物の総重量が変わらない」「味の濃いおかずのカウンターとしての白米の代替」「低脂肪・低炭水化物」という利点しか見つけられない好手なのである。自宅のみならず居酒屋でも利用可能な点も継続性の観点からポイントが高い。

スイスでは豆腐の入手が困難であるので,白米の替わりの豆腐の替わりとして,モッツァレラの採用を検討しているところである。その成否については次回の報告を待たれたい。
PR
プロフィール
HN:
kawagucci
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
ブログ内検索
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
アクセス解析
カウンター
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) kawagucci's Weblog All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]