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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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いま籍を置いているInstituteでセミナー発表をすることになった。聴衆はボクのことは知らないし,基本的に固体地球化学が専門。さて何を話したモノかと悩む。

並行して科研費書類を作っていて(埋めていて),そちらは完全に生物寄り。培養実験で同位体分別を決める仕事。さすがに「軽元素同位体x微生物培養」では彼らの専門とかけ離れすぎていて面白くなかろう。あとネタとしてアウトリーチ的に楽しめるものでもない。

となるとやはり「熱水x航海観測」ということになる。しかしこれはこれで,自分自身でやっている研究は大変にベーシックかつマニアックかつショボイ(流体の化学組成)。これまたウケないこと間違いなし。

そこで共著論文が出版されることもあって,一般受けも良い「掘削と掘削後」のネタで話すことに決めた。決めたものの,これは自分自身でやったと言える類のモノではなく(そもそも掘削航海には乗船していないし),鉱物学から微生物生態学まで幅広いし,どうやって一括りにしたものか,これまた悩ましい。

熱水の化学合成生態系の一般論から入って,地下生命圏になってで一区切りとして,ポストドリリングを余興的に話すか。まぁそれが妥当なんだろうな。

そして英語の問題。博士からポスドクぐらいの時は英語で発表となるとかなり気合いを入れて準備をしたものだが,年々いい加減になり,ここ3年ぐらいはそもそも発表すらしていないかもしれない。(ちょっと調べた限りではAGU Fall Meet 2012のTAIGAセッション,2015年の日中地球化学シンポぐらい)。

今が金曜夜でスライドが固まっていない状態。セミナーは水曜朝。さてさてどうなることやら。
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