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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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webで見た文章

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(祖父母が住んでいるような)地方に仕事がないこと。
子育てというプライベートな事柄を祖父母や親族と協力し合えないほど希薄になった親族関係。
行政に対して保育を安価で外注することを当然と考える意識。
そのような意識を醸成してしまったほどに多額の公費を投入してしまった行政システム。

つまり、女性が働くためには保育所が必要という論理の背景には、日本の産業の歪み(ひずみ)と、日本人の生き方の歪みと、日本の行政システムの歪みの三者が潜んでいるということになる。
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いや、まったくその通りなのだ

幼保一体改革関連で議論が盛上がっていますが、
絶対にあってはならないのは、
経済の論理で物事を考えること
歪みは「生身」に集中し、
それは大人であれば巧みに回避できるわけだから、
結局はすべて生身の子供に集中してしまう
「あってはならない事故が起こってから」では遅いのですよ

「床面積あたりの園児数の規制緩和」が一つの話題ですが、
「待機児童ゼロ」の名の下に、
「とにかく詰めればもっと入るでしょ」という筋がまかり通りそうで、
しかも、その腹の内は、
「その方が儲かるから」
なのだからね
たとえ子供がいない大人でも、
選挙権を持つものとして、よく考えましょうね

ちなみに「待機児童」とは、
「保育園入園申し込みをしたが定員オーバーで待っている児童」
であって、
「待機児童」=「親が働きに出て家でひとりぼっち」ではないらしい
むしろ、
「待機児童」=「保育園に入れないから親は働きに出られない」
というケースも多いようなので、
その場合は単なる専業主婦家庭と(見た目上は)変わらないよね

そして、冒頭の文章
「女性が社会に出て働く権利」みたいな主張が非常に強い力を持ってますが、
だからって「保育」を「金銭」で「外注」するのって、どうなの?
もちろん事情は人それぞれで、
十把一絡げに言う危険性は重々承知ですが、
それでも言いたいことは、
「社会で働きたいんだったら親やご近所と良好な関係ぐらい築けよ」
ということなんだよね
「自分の持つ権利」を声高に主張するのを控えることなんて、
社会でやっていくために不可欠な能力だよね

こういう論を打つと、
「お前は男性だから本質的にわかってない」とお叱りを受けますし、
それはその通りです、としか言いようがないし、
もっと言えば「そんなこと言われましても」なのだが、
それでも考えること、語ることを止めてはならないと思うので、
こうして考え続けるわけです

この問題を考える上で重要な案件は、
「専業主婦」というものをどう位置づけるのか、なのですよ
古今東西、専業主婦というのが存在できたのは、
ごくごく最近に限られると思うのです
それは経済が上向きで一人が働けば二人分の稼ぎ(配偶者控除も含めて)が得られたから

今の議論は、
専業主婦という部分にあくまで軸足があって、
そこからもう一個の足で労働環境に踏み出すかどうか、
みたいな状態だと思う

でもこれから、
人口減、非労働人口増が進んで、
日本経済規模がシュリンクしていくと(すでにしているし)、
一人が働いても一人分しか稼げなくなるわけで、
そうなると専業主婦という生き方自体が難しくなり(政府が税金を取りにかかるしね)、
保育世代の女性が働くことは権利ではなく必要な事項になってくる

そうなってしまう前の段階で、
女性の働く環境を整えておかないと、
そこでもやはりしわ寄せは子供にいくよね

ボク自身は、
地域の公民館か何かに日中、老人と子供を単に放牧(失礼!)しておくのが、
ヒマな老人の頭と体の使いドコロになるし、
子供の面倒は見てもらえるし成長も期待できるし、
コストもかからないし、
なんだかんだでオサマリの良い解決法なのではと思うのですが、
まぁ嫌がる人は多いんだろうなぁ

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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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