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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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ここ数年でひどくなっていて,でもスイスでは発症しなくて,
そんな咳喘息の症状がまたしても出てきた。
咳の出るメカニズム(?)はわかっている。
水っぽい鼻水がダラダラ出て,それがノドに落ちて咳を誘発している。
でも,どうして鼻水がダラダラ出始めるかはわかっていない。

おそらくアレルギーなんだけども,
アレルギーが酷くなるのは,
アレルゲンが多い環境に身を置くからなのか,
体内の免疫が悪くなっているからなのか,
その両方なのか。
まぁ両方だ。
つまり,飲み過ぎ・食べ過ぎ・睡眠不足が重なっている時に,
かなり悪い感じの症状が出てきてしまう。

夜に飲みに行って睡眠不足になり,
風邪っぽい症状を経て,咳が止まらなくなる。
また風邪っぽくなると水分と食料を過剰に摂取する癖があって,
これも胃腸やノドを悪化させるのに一役買っているようだ。
つまり飲みに行かなければ何の問題も発生しないのだけども,まぁそうもいかない。

とりあえずの対症療法だけは確立しておこう,と。
市販の咳止め薬の選定,
市販の鼻うがいセットの選定,
職場オフィスへの空気清浄機の導入。

鼻うがいは結構効いている気がする。
ミリQと粗塩で良いのだけどもね。
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いわゆる「5年ルール」が導入されて,
ついに今年度末に第一世代の「雇い止め」がやってくるそうだ。
ニュースでは東大の案件が取り上げられているが,
もちろん弊機構においても同じ問題が生じている。

経営側は,6年目以降も雇用すること自体は問題だとは思っていないし,
特異な業務にも習熟したベテランがいてくれるのはありがたいが,
仮に交付金を削減された場合を想定して,無期雇用手形だけは出したくない。

労働者は,定年まで働き続けようとは特に思っていないけれども,
さしあたり当面は6年目7年目と働き続けたいと思っているので,
働きぶりに関わらず5年でクビになることが許容できない。

論点というか争点というか,この問題の解決が困難な最大の点は,
「経営状態の悪化」を理由に無期雇用者を解雇できるのかが不明なことじゃないか。
*交付金人件費の削減 and/or 事業規模の縮小による余剰人員発生

経営側としては,無期雇用手形を出したとしても,
経営状態が悪化した場合に解雇できるなら問題ない。

労働者は,経営状態が悪化したということが明確に示されるのであれば,
解雇されても受容することは可能かもしれない。
その際に「他の人ではなくワタシ」が対象となることについては揉めるかもしれんが。
たとえば,いわゆるプロパー職員は対象外で,スタッフ的な人から解雇となれば,
まぁ大炎上するでしょうね。

そういう方向で,どこかに落としどころを見出せないものなのかなぁ。
雇用契約の内規的なモノをコネクリ回せば,何とか出来ると思うんだけどなぁ。
帰国してすでに3週間が経ったようだ。
とりあえず,なんにもしてない。

職場に行くと色んな人と話してしまって,仕事はしていない。
何の話をしてるかって,特に具体的に意味のあることは何も話していない。
ただ,この一年間の話とか,これからの話とか。
メイルだと微妙な話題,つまり人事の話と,どうやって論文をまとめていくか。
こればっかりでドンドン時間が経っている。

いいかげん「通常モード」で仕事を開始せねばならぬと思うのだが,
一方で,
渡航前の「通常モード」に戻ってしまっては,それは意味がない。
新たな「通常モード」を確立するためのリセットというのも,
スイスで一年を過ごした意義の大きな部分であるのでね。

いやしかし,暑かったり,湿度が高かったりで,
なんだか通常っぽくない感じが続いている。

どうしたもんかねぇ。
朝は家でゆっくりとして、昼前に出発。
新宿に着いてまず伊勢丹。キレイなトイレを求めて。
デパ地下で豚まんを1つ。

紀伊国屋一階でプロレス本とアイドル本。
三時間ぐらい経ってて、また伊勢丹ピットイン。
さらに紀伊国屋に戻って大学教育関係書。

日本に帰って来て、新宿まで出ていって、
結局本屋で立ち読みしただけというのは、
いかにも自分の趣味(と交遊関係)の狭さを反映しておる。
これは!という趣味が見つかるか、
それとも仕事が増えて忙殺されていくか。
はたして。

友人Aとカジュアルフレンチっぽいお店で密会。
料理は可もなく不可もなく。
ワインリストの意味がわかるようになってる自分に驚いたり。

子育てのこと、仕事のこと、精神的な負担のことなど。
職種は違えど、同世代的な悩みは共通なのかもしれん。
ボクはナーバスになるとネットに書き散らすことで心を軽くするのだけれども、
そういう捌け口的なモノがないと破裂してしまうのかもしれない。
(むしろ破裂してるから書き散らしているのか??)

プロレスの布教活動が当初の目的だったのに、
すっかり現実世界の話に終始してしまった。
草の根布教は容易ではない。

学校の夏休みは大体6週間あるのに対し、大人は基本的に夏休みがない。
いや夏休みはあるが、その日程は決まっていない。

そういう条件設定が与えられていて、
なぜわざわざ『盆』に皆で休むのだろう。
非効率極まりない。

『盆』が、本当に伝統的な行事として営まれているなら理解できる。
でも、大抵の場合、その実態は単に夏休みの帰省であり、
6週間のうちの『盆』であるべき理由はそれほど大きくない。

出羽の守を承知で言うと、
チューリッヒ州では、近隣の学校同士で休み期間を1週間ずらして設定していた。
そうすることで、大人が一斉に休んでしまい社会が止まることを避けられ、
また行楽地の混雑も緩和される。

そういう思いがあったところに、
盆を公式行事化してしまう山の日が設定されてしまっている。

仮に山の日を『8月1週目の金曜』に設定していれば、
夏休みの帰省行楽ラッシュを、
海の日、山の日、盆という3つのピークに分散させられたのではないか。

日本人の局所最適化への性癖は根深いものがあるなぁと。
自分の研究の系譜(ルーツ)を知りたいなと思っている。
師匠が受賞論文の中で,今まで不明だったピースを埋めてくれた。

恩師(TG)と師匠(UT)がいるわけだが,
恩師の恩師が質量分析計を作る系譜(?)だったらしく,
恩師系ではそこにルーツがあるようだ。
しかしそれは比較的トラディショナルな感じで,
師匠の方がどうして安定同位体に特化していくようになったのか,
そこがイマイチわかっていなかった。

今回の論文によれば,こうだ。
師匠が卒論修論で与えられたテーマは別(ヘリウム)であった。
しかしそれがどうにもうまくない。
そこに,師匠の師匠が購入した安定同位体マスがやってきた。
(酒井先生の系譜はここと交わっていない??)
師匠はそれを幸いと博士論文研究でしゃぶり尽くした。
博士取得後,師匠は別の系譜(松尾〜和田)である吉田研に在籍。

安定同位体比の「難点」である「可逆的かつ一次元の情報」について,
これを突破する道筋として,
吉田研に在籍していた後輩(学生?)の示したMIFに着目する。

2000年に北大へ移り,本格的に取り組み,
第一世代のKudoさんが卒論修論として作り上げた後,
2003年度から卒論をはじめたボクが引き継いで,
師匠のラボから初めてのMIF論文が発表される。

そんで2006年度から博士課程に移るボクが,
MIFを東大でやるだの何だのといったことが大問題になったりして,
ボクはすっかりMIFからは手を引き,
師匠のラボでは硝酸MIF分析を完成させ,今となっては主力となっている。

ボクはボクで,今のラボで硝酸MIFをはじめるかもしれず,という状況。
暑いときに飲むビールは良い。
昼食とともに(あるいは昼食後に)飲むのは酔いにくい。
夜を普通に飲食すれば二日酔いも少ない。
店も総じて昼の方が安い。
終電逃してタクシーなども起こらない。
寝不足で翌朝にこたえることもない。
ただ、ともに飲みに行く人がなかなか見つからないのが難点。

ということで、一人ビアラボ。
全然悪くない。
むしろ良いけど。
夏のバカ騒ぎ@味スタ、行きたかったけど。
どんな研究を進めていこうかと考えている。
考えているというよりは、悩んでいるのかもしれない。

狭い意味での研究テーマを考える時、3つの視点があろう。
つまり、
・価値の高いことをやる
・いま出来ることをやる
・自分がやりたいことをやる
この3つで言えば、ボクには『やりたいこと』はない。
あるいは『価値のあることをやりたい』と考えているので、2つに収斂する。

『価値』は人によって違うだろう。
とはいえ、広く一般入試『価値が高い』と考えられるものもあろう。
たとえば『生命の起源』とか、そういう『解けないであろう究極テーマ』は、これに相当する。
もう少し緩めるなら『古くから残っている謎』と言える。
あるいは『そこをブラックボックスとしたまま先に議論を進めていること』かもしれん。

そうやって考えたときに、自分の周りに何があるか。
・化学合成群集の生物地理と分散(40年)
・アーキアとバクテリアの分岐の起源(40年)
・球菌と桿菌の機能差(?年)
・代謝同位体効果の分子レベル理解(60年)
・非生物化学反応による有機合成の素反応(?年)

解かれずに残っている問題というのは、技術的な制約で諦められているものも多い。
諦めて、当面はブラックボックスに、と先送り(棚上げ)されているのだ。
つまり、技術的な制約さえ解決すれば、一気に解ける可能性がある。

それで『いま出来ること』について考える。
かつてと比較して、圧倒的に伸びた技術は何か。
1つは深海調査技術。
1つは遺伝子解析技術。
この2つを軸に、当時解けなかったけど、今なら解ける(かもしれない)モノを探る。

さらに言えば、普通に研究をしていたら不可能だけれども、jam職員ゆえに可能なこともある。
港があって、船がある。
試験や訓練やと、何かにつけて、船が動いている。
研究所の方針の都合で、多様な分野の人間が集まっている。
ここに所属しているからこそ出来ること、つまり地の利を活かすこと。
よそでも出来ることは放っておいても誰かがやるかもしれん。
でもここでないと出来ないことは、ここでやらないと、誰もやらない(やれないからね)

と、いうようなぐあいで、何となく見えてきたところ。

スイスでamazon.deからXperia X Compactを購入したので,
これを日本でも使うべく,SIMのみ契約をすることにして,
せっかくなのでdocomoからいわゆる格安SIMの1つである「IIJmio」に乗り換えることにした。

docomoだと15年以上継続の5GB/月で,月額5500円。
IIJmioの3GB/月の音声通話付が,月額1600円。

IIJの方が,基本料金が安くて,通話代が高い。
でも電話はほとんど使わないので問題なし。
家のフレッツもIIJにすると月500円割引になるそうで。


※作業※
1.Amazonで申込番号のようなモノを購入
2.docomoの店舗に行って「番号乗換」と伝えて予約番号を受け取る
3.同番号を使ってネット上で申込
 ローマ字表記の名前入力がある。
 ここにパスポートネイムのkawagucciで入力したが,
 IIJのシステムがヘボン式のみ対応のため「個人認識の不一致」で蹴られた。
 結局,コールセンターで確認。「パスポートと違っていてもヘボン式で登録せよ」
 これじゃローマ字入力をユーザーがする意味ないよね。なんだかなぁ。
4.家にSIMカードが届く
5.SIMカード同梱の電話番号にかけてSIMの開通依頼
6.SIM開通
※背筋
日本の人は総じて丸まっている。
スイスの人はスッとしている。

※若者〜中年の服装
日本は総じてゆるめ。
スイスはパシっとしてるかピタッとしているのが多い。

※車の運転
日本は歩行者に厳しい(オラついてる)
スイスは歩行者に優しい(ただし郊外ではとばす)

※案内表示や音声
日本は物量は多いが情報が少ない
スイスは物量は少ないが情報は的確

※外食
日本は安くて多様でウマイ(外れが少ない)
スイスは高くてほぼ芋か肉で味はまぁまぁ


今のところはまだスイスがよく見えるフェーズ。
これが次第に「日本にも良いところあるじゃない」に変質していくのだろうか。
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kawagucci
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自己紹介:
海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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