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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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結婚・出産は(特に女性にとって)人生の一大イベントらしい。
こうして「女性」をひとくくりにする言論というもの自体が、
大変に気持ち悪く不愉快なのだが、
今日はそういう話についてなので、
そこは現在の一般論的な部分として、
そのまま話を続けてみようと思う。

結婚業界や出産業界で蔓延する、
「めでたいめでたい」
「女性の晴れ舞台」
的な言い分には、
一理あるように思えるかもしれないが、
まったく理由になっていない気もする。
学校の文化祭だって、
受験だって就活だって、
その人の人生の一大イベントだと思う。

だから結婚出産について何をことさらに騒ぐのかと疑問だった。
でも少しわかってきた気がする。

結婚出産は、
他の誰でもない「ワタシ」が主体のイベントなのだね。
だから結婚式などで「二人で」とか言っているのも、
「ワタシ」が「二人で」と思っているだけで、
あくまであれは「ワタシ」の晴れ舞台でしかない。

それと同じ仕組みの感情で、
出産も「子の誕生」ではなくて、
「ワタシの出産」なのだね。
妊娠しているワタシを写真におさめる「妊婦ヌード」や、
出産しているワタシを他人に見せつける「出産立会い」は、
女性による激しい自己顕示欲の発露なんだ。
そう思った。

で、
これって女性自身が自然とそういう意識を持つってのもあるだろうけど、
多分に結婚・出産業界のプロモーションの影響もあると思うのです。
ゼ○シィなど結婚イベント関連の企業などの、
あの妙なテンションと世界観っていうのは、
女性の自己顕示欲を呼び起こす麻薬のようなものなんだろう、と。
「ほかでもない、アナタが主役なんですよ」と何度も何度も言い聞かせ、
その気にさせるビジネスモデルなのでしょう。

また、
生活観とは無縁なはずの芸能人たちが、
こうした結婚出産業界のシンボルとして機能していることも、
彼女たち芸能人、特にモデルや女優が、
自分自身を見せることを売りにする自己顕示欲の権化であることを考えると、
当然のことだと思えてくる。

女性の「野蛮」な部分につけこんだ、
巧妙なビジネスモデルであり、
現代モラルハザードの一端が、
ここにあると思うわけです。

ところで、
そう考えると、
それに対応する男性のイベントって、ないよね。
それが、
結婚・出産に関する女性の意気込みを、
男性がなかなか理解できない原因なのだとも思うのです。

まとまらないし、ひどい偏見だけど、
私的なブログだし、
思ったことは書いておこう。



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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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