忍者ブログ
自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
[18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28]
海外に行ってチップ文化に触れると,
「クソ,余計な出費が」
と思う。

だけども,チップ制にはチップ制の,
何らかのメリットがあるのだろう。

チップを受け取る立場の人を,
今の日本の社会に置き換えてみると,
アルバイトだろうか。


牛丼屋に入る。
400円の牛丼を頼む。
目の前には機械のように同じ動作を繰り返すアルバイトがいる。

400円のうち,いったいいくらが,彼に渡るのだろうか。
400円のうち,いったいいくらが,どこかの誰かに渡るのだろうか。

そうやって考えると,
牛丼に380円を払って,
アルバイトに直接20円を渡す方が,
よほど健全な態度なのではないかという気がしてくる。


午前5時の牛丼屋で,
そんなことを考えたり。
PR
自分の「正しさ」について,
基本的には常に疑っていたい。

一方で,
傲慢と言われようとも,
間違っていると言われようとも,
自分だけは自分の正しさを信じて貫いていかねばならぬ,
そういうこともある。


学会の役員会に出て,
定年制審査について噂は広まっているようで,
色々と声をかけてもらったわけだが,
わりと返事が難しい。

落ちてもかまわないつもりでやったことなので,
落ちたこと自体をどうこう言われると,
かえって審査員が気の毒という気もするし。

言われた中でしっくりきたのは,
「キミはバカだね。審査員はヒドイね。」
かな。
ようやく日本語総説が終わった。
次はインド洋。これはまとめるだけ。

その次。
チャモロは勉強がだいぶ必要。
熱水実験はもうちょいデータがほしい。
断層観測は実験データを補強したい。

熱水実験の結果があれば,チャモロの解釈もキレイになるかもしれん。


あとは野となれ山となれ。
チーム力は,
「個人の能力の総和」と「チームとしての練度」の積。

【チーム力】=【(11×個)×(チーム練度)】

メンタルはさらにそれを試合で出せるかどうかってことで,
「チーム力」と「メンタル」の積が試合でのパフォーマンス。

【パフォーマンス】=【チーム力】×【メンタル】

だから,まずは個人能力とチーム練度がある。
チーム力が低ければパフォーマンスは高くなりっこない。
メンタルが100%だったとしても。

チーム力が絶対的に高いと胸を張って言える自負があってはじめて,
「敗因はメンタル」って言えるわけですよ。


単純に個人のパフォーマンスにしても,
【パフォーマンス】=【個人の能力】×【メンタル】
ですよ。

ノムさんが何度も言ってますよ。
「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」

負けた時にこそ,
その原因をしっかりと考えて,
じゃあそれを挽回するために何をどうやったら良いのか考えて,
次の機会までのトレーニングを積み重ねていかないと。

個人の能力とかチームの練度の部分を顧みずに,
「今回はメンタルがあかんかった」
「ふわっと入ったのが敗因」
とか言ってるようでは,
いつまで経っても強くなれませんよ。


すべての選手に言えるけど,あえて香川を例に出せば,
5人のキッカーに入っていない時点で,メンタル云々じゃない。
能力の問題。

足下の技術が持ち味の選手が全力で走り込んで打つようなPKで良いのか。
自覚があるなら,遠藤のような狙って決めるPKを身につけないと。
PKでGKと一対一の場面でも「駆け引き」と「キック精度」で上回れないから,
90分の中でも決めきれないんだよ。


悔しい!
今は総説を書いていて,
これまでの研究をまとめた後で,
これからの研究を列挙するような構成のつもりだったんだけど,
これからの研究ってのに対する自分の情熱が無さ過ぎて,つらい。

というか,
自分の中ではほとんど結論が出ているようなことで,
「研究して,どうすんのよ?」ってことなので,
あまり明るい感じの仕上がりにならない。

もし今後も研究をやりたい人がいるなら,
こういう研究をやったら良いんじゃないの,的な,
どこか投げやりな冷たい感じになってしまう。

そんなもんで,
書いては消し,書いては消し,して,
まったく前に進まない。
オボカタさんの「STAP細胞はあります」と,
アベ首相の「この道しかない」には,
同じような腹立たしさを覚える。

「そうではないかもしれない」という逡巡が感じられない。
だからこそ,
「そうでなかった場合には,こうする」という責任感がない。

まったく大人の態度とは言えない。

最近,所内でゴタゴタした話が色々とあって,
色んな立場の人と意見を交わすことがあったが,
少なくない人が,
こういう「決め打ち」的な態度や発言をしていた。

悲しい。

「自分の考えは正しくないかもしれない」という視点を自分の中に持っていないと,
他人を,そして自分を,取り返しのつかないところまで深く傷つけてしまうだろう。

「自分では正しいと考えているけども,正しくない可能性も否定しない」というのは,
まさに科学的な態度と呼ばれるものなのではないだろうか。



原発を動かさないとエネルギーコストが膨大になる。
エネルギーコストが高すぎては経済が破綻してしまう。
経済が破綻しては生きていけない。
だから原発再稼働は不可欠だ。

ってのは,
「健康のためなら死んでかまわない」と言っているような気がして,
やっぱり気持ち悪い。

彼らがそこまでして守りたい「経済」ってのは,何なのだろうか。

自分の周りにいるエライ地球化学者の中にも,
少なくない比率で「原発が動かなきゃ困るでしょ」って人がいて,
そういう人の中では,
廃棄物とか,天災でのリスクとか,
どういう算段になっているのだろうか。

特に抱負などはなく。
今年は間違いなく人生の転換点。
でも出来ることはこれまでと一緒。
そこは変わらず。

昨年頭も書いていたけど,
今年こそ,まとまったものを書き続ける。
と書いておく。



朝から顔が荒れてる。かぶれた感じ。
生原酒の飲み過ぎ?
崎陽軒の弁当ってアレ系の調味料はいってる??
2013年末

1月
重度の寝違え。以降,一年を通じてずっと不調。

2月
KY14-02,雇われ首席。飲んだくれ航海。
降りたら大雪。さらに那覇往復で修論審査。BE。
下旬からノド風邪。

3月
STAP騒動で色々と考えて憂鬱。
国立で感動。
アトピー最悪化期。
オクムラさん去る(制度的な意味で)。

4月
表層論文改訂。
幕張ー西武往復,で体調不良。

5月
GWに海外学振書類。
一般公開に弟子が来てうれしかった。

6月
コバヤシ論文改訂。
中旬,辞職意思の報告。
ワールドカップ観戦で寝不足。

7月
ちきゅう乗船。
日産。
突然の辞職。
ちきゅう第二弾の急遽取り消し。
定年制面接。

8月
前月の案件でアル中。
那覇で修論審査。
海外学振は面接へ。

9月
よこすか乗船。研究者三人で楽しく。
海外学振の面接,失敗。

10月
マツイさん着任。
定年制審査落選の内示。他の同世代同僚も人事案件で不満鬱積。
海外学振,補欠。

11月
ウツウツとして過ごす。

12月
咳風邪のまま,フランスとスイス。
ももクリ。
忘年会の後に大風邪。


総括
年の前半は体調不良が激しく,
年の後半は精神的な不調が激しい年だった。
「高齢化問題」「少子化問題」「不景気という難問」と言いますが,
それはかつての生活状況あるいはそれに応じた政策の「結果」であって,
今まさに突然生じた「問題」ではないのです。

ある時点で「問題」あるいは「課題」とされたものがあって,
それに対して社会が積極的or消極的にどう対応したのかという「履歴」があって,
その結末としての「結果」なのでしょう。

今まさに「問題」として捉えている事柄について,
過去から見た「結果」であると捉え直す視点を持っていれば,
次への対策も変わってくるのではないでしょうか。

古環境研究的な考え方ですかね。

プロフィール
HN:
kawagucci
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
ブログ内検索
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
アクセス解析
カウンター
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) kawagucci's Weblog All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]