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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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子供の幼稚園が「スキー休暇」ということで,1号(6歳)と2人でソリ滑り旅行に行った記録。
まるまる一泊二日で食事など全部コミコミで総額440CHF(5万円程度)。
なかなか充実した内容でした。

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2月15日(水)
08時過ぎ
SBB地元駅の券売機で「Snow'n'Rail」購入。
Skipassは「Pizol」の1dayパス。
電車の行き先は「Bad Ragaz」。

10時ころ
Sargans駅からバスでWangs Pizolbahn
ケーブルカー乗り場でSkipassを交換。
ケーブルカーFurtまで。
ケーブルカーを降りたところの店でソリをレンタル。
なおヘルメットは持参。
ソリコースは雪不足で【Furt〜Maienberg】区間のみだった。
ヘアピンカーブが多く,路面もアイスバーンがちらほら。
乗り心地はイマイチ。
しかし森の切れ目から見える景色は抜群。
たぶんソリじゃなくハイキングに向いている。
夏でも楽しめるかも。
7回滑る。
Wangs Pizolbahn〜Sargans〜BadRagaz駅。

15時頃
Bad Ragaz駅から歩いてTamina Therme。(バスでも行ける)
温泉プール。
湯治っぽい老人もいるのでバシャバシャ泳ぐ感じではない。
湯温の違う浴槽が複数。
一番大きいモノが36.5度。
屋外露天も36.5度。
最高が39度。
ちょっと硫黄臭。
子供はすぐに飽きるので色んな浴槽を転々として2時間。
湯上がりにホットタオルを肩にかけてくれる謎サービスが面白い。

18時頃
Esos Hotel Quelleに投宿。
主室とは別に2畳ほどのエントランス。
電子レンジと給湯ポット。
部屋はダブルベッドと子供用ベッド。
さらにシャワーとトイレ。
おそらく夫婦+小さな子供一人でもOK。
ブッキングドットコムで前日に予約して,税込み138CHF。
夕飯は近所のCoopで仕入れて,レンジでチン。
20時前には爆睡。
1号と一緒に寝たが暴れまくるので子供ベッドに避難。狭い。

2月16日(木)
07:30ホテル朝食。
普通のビュッフェ。
他の客とは遭遇せず。
08:15にBad Ragaz発の電車はギリギリすぎるので回避して,
09:15発でSargans駅へ。そこからFlumserbergまでバス。40分。

10時過ぎ Flumserberg着。
バス停前のIntersportsでソリを借りる。16CHF(ゴンドラ乗り場だと15CHF)。
Ski passは1dayで88CHF(大人1名・子供1名)
晴天かつパウダー。
前週に2号と来た時は曇天かつアイスバーン箇所アリだったので印象が違う。
3回滑って昼食の後さらに7回滑る。
チケット返却で10CHFが戻ってくる。
ソリも返して帰路。
1438発のバスで下山。
Flums駅から地元駅へ。
1623地元駅着。
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教育とか子育てとか,まぁそうやって言われるようなモノについて,色々と考えるところはあるけども,やっぱり直接的な働きかけ以上に,環境的な要素は大きいなぁとつくづく感じているところである。

すごく卑近な例で言えば「本を読んでくれると良いなぁ」と思って本を置いておいても,テレビがついていればそちらに向かっていくし,教えてもいないのにテレビのリモコンを操作して見たいチャンネルに合わせている。テレビ本体・チャンネルボックス・DVDプレイヤの3種を使い分け,テレビ欄を確認し,DVD音声を日本語に設定して視聴している。そういう状況にあって「本を読みなさい」と言っても,まぁ何の効果もないわけです。しかしテレビの電源をこっそり落として「あぁ今日はテレビは使えないんだ」となると,ヒマだし本でも読もうかな,となる。そのまま他にやることがなければ,本を読み続けて,そのうち寝る。

行動原理はすごく単純で,今できる一番楽しいことをやる。それが出来なくなったり,楽しくなくなったりしたら,次に移る。ただそれだけ。テレビやゲームは「娯楽」として作られているものなのだから,面白いに決まっているし,さらにここまで育つ上で「面白いモノ」として与えてきたのだから,そういう価値観もビッチリ染みついている。だからこそ「アレやれ,コレやれ」と言うのではなく,コッソリと「アレが動かない」ようにするとか「コレが置いてある」とか,そういう環境状況を作ってやることで,大人が思う方向に誘導していくのだろう。もちろん大人が誘導することの是非はあるが,ここではそれはさておきということで。

そしてそれ以上に「子供は大人をまねたがる」ので,大人が何かをしている姿を見せる(見られる)というのも,非常に大きな要素である。大人が本を読んでいる様子を見たことがなければ,子供もなかなか本を読まないだろう。大人がテレビを見て喜んでいなければ,子供もテレビを見て喜ばない(かもしれない)。

それで,昔に書いた「家に新聞があることの意味」って話にもつながるけども,そういうのって大事だよなぁとあらためて感じている。
安易な紙媒体不要論が子供を殺し国を滅ぼす
http://kawagucci.blog.shinobi.jp/Date/20100516/

今の生活で何が問題って,ボクは仕事をするのにラップトップを見て,本を読むのにKindleを見ているんだけども,子供達にとってそれは「Youtubeが見られる機械を使ってお父さんが何かをしている(=遊んでいる?)」とか「iPadみたいなヤツを独り占めしている」とか,そういう風に「見えている」ということ。たとえば,論文やメイルを紙に書いて紙で読んでしていれば,子供達にとって読み書きすることに対する親近感は全然違うと思う。

じゃあ翻って,機械を使っている様子を見て,機械を使うことに対して親近感を持つかどうかで言えば,まぁ親近感は持っている。テレビのリモコンも,iPadも,それほど操作法を教えていないのに,扱うようになっている。でも,文字を読めば,どんどんと未知の文字が押し寄せてくるので,その深淵のようなものに触れることもあるけども,機械だと自分が使うものだけを把握していれば,未知のものは視野から外れてしまうのかもしれない。

あぁもうこんな時間。そんなこんなでとにかく難しいなぁと。
1号はこちらの子供コミュニティにスッと入って,今やすっかりスイスドイツ語でじゃれあっている。6ヶ月でここまで出来るのかと驚愕するほど。1号は2歳で神奈川から愛知に移り,核家族的には長子でありながら,愛知の親戚連中の中では妹的立ち位置に配置換えになった。おそらくそこで外様/妹分としての振る舞いを身につけたのだと思う。幼稚園も地元っ子の中に入ったので言葉遣いも違ったが,なんとなく合わせていって,いつの間にかベラベラの三河弁になっていた。さらに年長に上がるところで神奈川に再転居して,葉山の幼稚園に年長編入。その4ヶ月後にはスイス。1号は本当にずっと外様枠でコミュニティに入る生活を送っているなぁと。そして新しいコミュニティにゆっくりと,しかし確実に入り込んでいくキャラクターで,協調性に富んだ,ある意味でどこに行っても生きていける汎用性のある性格をしている。それゆえに日本的な女子コミュニティにもシッカリと染まっていきそうで,それはそれで今から不安でもある。

2号は生後半年で愛知に転居し,祖父母+実母と「大人余り」の環境で育ったからか,自分のやりたいことを激しく主張し,それを通そうとする。主張がはねられると泣いて抵抗するのも,祖母がそれで折れてきたという,(無意識に形成されている)彼なりの成功体験に基づく戦略なのだろうなと。そして親戚連中に同月うまれの男児が3人いる中で,圧倒的に早く言葉を使い始めたことも,自己主張の激しさが止むことがない一因かもしれない。6月生まれということで学年齢では大きい方になり,年少入園になった幼稚園では「ちゃんと出来る子」扱いを受けていたし,そうした大人の評価を求めることが行動指針にもなっているようだった。

しかし,唯一,周囲の関心が無くても没頭するのが電車関係だった。これについては周囲の大人が何かを言おうといわまいと,勝手に没頭して,延々と知識を蓄積していっていた。それがスイスにきて,本やDVDの追加もないので,電車に対する関心もじょじょに薄れていき,興味が持てるものがないまま,母親への甘えだけがどんどん増していた。さらに言葉も通じず,現地での同世代連中の中ではハミゴにされがちで,家では3号がいるせいで甘えることも許されない。自分に関心が集まらない現状。どんどんストレスを溜めているのが親の目から見て明らかなのだが,親からするとそのストレスが日常生活の放棄に結びつくため(嫌いなものは食べない,風呂トイレなどが不定期),親にとってもストレスの種になっていた。

そこに革命的にあらわれたのが,iOSアプリの「マリオラン」だった。2号はこれには異常に食いついた。電車に見せていたのと同等か,それ以上ぐらいに。何をしても「それはマリオのアレみたいだよね!」と言う。口ずさむ音楽もマリオ。先日のソリ遊びでは,1回目で顔面を擦りむいて完全にやる気を失っていたが,マリオがスターを取った時のあの音楽を歌ってやったら,それ以降は「スターをとったマリオだからドンドン進むんだよ!」と言ってノリノリで滑っていた。

しかしiPadはヨメ氏の娯楽品であり,また家族の調べ物インフラでもあるので,1日10分程度しか許してこなかった。でも,もうどうにもマリオへの執着が抑えられないようで,iPadを開いている様子を見ては「マリオ?マリオ?」と覗き込んでくる。マリオが出来なければ泣き叫ぶ。そんな状況だった。

そこで今日は試しに「マリオをずっとやって良し。しかし途中でお母さんに話しかけないこと。部屋に閉じこもって延々とやるべし。」というルールを課してみた。すると驚いたことに,何をするにもお母さんのリアクションをうかがっていた2号が,本当に部屋に籠もりきりで,4時間ぶっ通しでマリオランをやっていた。これはスゴイなぁと。やはり好きなことに没頭するのが一番の対象で,それが見つけられないから大人の関心を引きにかかっていたのかなぁと。

ということで,しばらくはマリオに対する没頭を促してみようかと。目が悪くなるとか,アホになるとか,色んな懸念はあるかもしれないが,この没頭の果てに,どのような進化があるのか。怖くもあり,楽しみでもある。
いつものオジチャン(おにいさん?)から。

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100%明確になることはないとしても、ゴールを、ゴールに必要な質の高さを示すこと。

そしてそのゴールに至るまでのプロセスを手前側から示し、実際に今どの立ち位置にいるかを指摘すること。
http://d.hatena.ne.jp/keikoba/20170209/1486593996
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ここで重要なのは,「ゴールに必要な質を示す」ことと「プロセスを手前側から示し」ということの分離だと思う。

「ゴールの質を示す」とどうしてもその流れで「向こう側から」順を追って考えてしまう。
でもそれだと「今の立ち位置」と交わらないこともありえる。
逆に言えば,「今の立ち位置」からだけで考えると「ゴールの質」はドンドンと下がってしまう。

そこに難しさと面白さがあるなぁと。
これは研究に限らず,たとえば競技スポーツでも同じだけれども。

ある程度まで研究を進めると「ゴールの質」と「手前側からのプロセス」とが両方とも見えてくる。
両方が見えても,それらをうまく交わらせることが出来ないことが多い。
そこで身悶えてしまう。

今まさに,来年度の航海計画についてメイルで侃々諤々している点も,これなのだろう。
ある人は「ゴールの質」を求めて「向こう側からプロセスを逆算」という計画。
ある人は「手前側からのプロセス」を示して「ゴールは薄ボンヤリ」という計画。
これらがうまく交わらない。

もちろん「ゴールの質」を求めることは大事に決まっている。
でも調査航海は人間がやることで,体力と時間は有限だ。
向こう側から逆算しても手前側と交わらなければ絵に描いた餅。

さてさて。
Senior EditorのAmy Whitchurch博士。
http://www.nature.com/ngeo/authors/about_eds/index.html

セミナー前に自分のメイルをサーヴェイしたら,自分の関係(地震ネタが多い)はいつもこのAmyから「unfortunately」メイルをいただいていることがわかった。担当分野なのだろう。



「わかりやすさ」ってのは,無数にある変数を近似して特徴的なものに代表させることで獲得されているのかもしれない。だとしたら「わかりやすさ」というのは「単純化」なのかもしれない。わかりやすい形式で発信することは,近道のようでいて,もっとも遠回りなのかもしれない。

そして受信側。「わかりやすさ」を求めると,それは「単純化されているモノ」しか受け入れないことになるが,世界は複雑なのだから,やっぱりちょっと危ないよね。「リテラシー」とかなんとか振りかざしている人は,それはそれでイヤだけど,「いわゆるリテラシーみたいなもの」が不足していると陥ってしまう危険性のようなものはあると思う。

自分が何を目指しているのか,といういつもの問題になるのだけれども。発信側としての自分は,まぁどうでもいいな。それはどうでもいい。受信側としての自分も,どうでもいいんだ。たぶんね。

傍から見ていて「あぁ発信側の伝えたいことと受信側が受け取っていることが食い違ってるなー」と感じる場面が少なくなっていけば,きっとそれが自分にとって「楽に生きられる場」なのだと思うから,そういう世の中に,少なくとも自分の目の届く範囲での世界で,なっていくようにしたいなぁというのが願いなのかもしれない。

人が2人いて「意見が食い違う」のは良いんだ。何も苦にならない。でも「会話が成立していない」のは苦しい。そういうことなのかもしれない。

他者理解における共感の限界を超えて理論構築すること
http://lineblog.me/mogikenichiro/archives/8319969.html

ーーー以下引用
「共感を前提に他者へのアプローチを考えると、間違える。....自分と比較的に似た資質の人の場合にはうまくいくが、その「共感のサークル」を超えて人の理解を支えることができない。」
「相手のきもちを、いわば理詰めで推理し、なぜそのようなきもちを持つのかを理解するはたらきが必要である。そのことによって、必ずしも共感できない場合でも、人間というものを理解することができるようになってくる。」
ーーーここまで


これはすごくしっくりきた。
ボクはたぶんこの裏返しだ。
最初から「相手のきもちを理詰めで推理」した上で接してしまう。

だから,
「理詰めで推理した相手」と接するので「共感」に至らないし,
「共感のサークル」のメンバーになることがないし,
理解を超えた考え方の人に恐怖を覚える。

子供相手の時は特に,共感のサークルに入ることが大事だなと。
日々常々つくづく思っている次第。
新しい携帯にしてかわったこと。

辞書アプリがサクサク。街中の看板など表記が気になった時に即座に調べられるようになった。ちょっとしたことだけどすごく便利。暇つぶしにもなる。

カメラがきれい。外食とかちょっとした景色とか,カメラを持ち歩かずに日々の状況を撮影できる。スイス生活の記録にちょうどいい。カメラが重いしかさばるのが億劫だったので。オデカケにはカメラを持って行き,日々の生活は携帯で,という感じになりそう。

暇つぶしがサクサク。前のヤツはちょっと重いサイトだとカクカクだし,SNSアプリなどをいれたらアプリ本体にメモリを食われて全体がフリーズしてしまっていた。

音楽が聞ける。前のヤツは・・・同上・・・。さすがSONYで音も良い(気がする)。

6万円といえども毎日使うものだと思えばそれほど高い買い物ではないのだから,ケチらなければ良かったなぁと後悔。一方で,どの機能も日本に帰ったらあんまり使わないかなぁとも。
年末の家族全滅からは逃れられたが,ここで捕まった。

1月27日(金)
なんだか全身がだるく頭がぼーっとするので自宅勤務。
午後からは寝て過ごす。

1月28日(土)
朝4時に起きて仕事をしたが下痢っぽい。
朝食後に下痢感が強烈に。
昼食頃ガマンしきれず嘔吐。
夕方に38.5度を記録してからは体温計測せず。
1日の半分をトイレで,残りは寝て過ごす。
何も食べられず塩水を飲んで水分補給のみ。

1月29日(日)
通常よりちょっとひどい下痢程度までおさまる。
持病の切れ痔がつらい。
タルタルの粥から回復食をスタート。
近所の日本人妻Sからポカリ粉末をもらう。
夜にはトイレ頻度も落ち着く。
栄養不足・寝過ぎの首痛からくる頭痛。

1月30日(月)
首痛・頭痛・通常程度の下痢。
今のところ家族への感染は無さそう。

年末に我が家で広まったモノに今さら罹患したのであれば,家族は無事だろう。
そうでなければ,ここからが本当の修羅場。
はたして。
こっちに来てからずっと悩んでいたSCSの解釈がようやく抜けきった。いやたぶん本気で原稿にしたら躓くところもあるだろうから,実際のトコロはまだ「抜けきった気がする」程度のことなんだけども。

結局どうして行き詰まっていたのかと考えると,端的に言えば勉強不足でしかない。戒め。

原稿を書く段階で「コツコツ単打論文」と「ここはホームランでしょ論文」というのが何となく自分の中にあって,今回のSCSは色んな背景から「単打論文」のつもりで取りかかった。背景というのは,自分があまり乗船していないとか,計画が日米共同でややこしそうとか,早めに論文化したいとか。

しかし論文を書き進めるにつれ,これは「単打」ではすまないことに気がついた(ここまでがわりと長かった)。なぜ単打ではすまないか。一番の理由は「世界でここでしか見つかっていない現象」だから。でもじゃあなんで単打だと値踏みしたかというと,もう一つ枠を広げて考えれば,「似たようなものは陸上でいっぱい見つかっている」し「似たようなものは海底でもいっぱい見つかっている」とも言えるから。

要するに値踏みを間違えたということだ。これは恥ずかしい。

大きな教訓としては「勉強勉強日々勉強である」ということだが,小さな教訓としては日々の議論が大事だということ。ここでは,雑談レベルで揉むのとは別に,一定レベルまで固めた状態でセミナや学会発表にかけるのも重要だ。有益なコメントがあるかもしれないし,自分にとってもいつもとちょっと違う温度で考える契機になる。
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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