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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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40になって、60以降の人生も見据え、少し仕事比率を下げている。
具体的には、土日に仕事をしないで、キッズのミニバスに参加している。
もともと、良いところでセミリタイアしてサッカー少年團をやりたかったので、競技は違うものの、理想的な着地点を見出しつつあるとも言える。
小学生の指導というものは、考えていたよりもずっとずっと難しい。
しかし成長速度は、想定よりもずっとずっと速くて、ハマった時のノビを見るのは快感だ。

それはさておき。
土日にまったく仕事をしないと、さすがに色んなことが回らなくなってくる。
ただでさえ最近は多様な仕事にそれぞれイッチョ噛みするような状況であり、頭の切り替えが難しいから、より進捗は芳しくない。
「カマすとこカマす、まかすとこまかす、割と適当な段取りで」だが、まだまだうまくない。

これも昔からわかっていたことで、やっぱり期限のない仕事が後回しになっていく。
論文執筆は、執筆そのものは期限がないけど出さないと失職する、というかつてのプレッシャーがなくなり、本当に後回しになっている。
でもこれは、前向きに選択している部分でもあるので、それほど問題とは思っていない。
いや、問題なのだけど。
学徒から学者へのトランスフォーメーションの核であって、学徒でなくなり学者であるとしても、インプットを続けることと合わせて、アウトプットで一定の品質保証を続けることが不可欠だからね。

「世の人のためになれば」と引き受ける仕事と、「世のためになるから引き受けねば」と着手する仕事と、両方にまみれていると、どっちがどっちか見失いそうになる。
隣人を愛しながら、しかし世界も愛していきたい。
二律背反だと言ってしまえば簡単な事態に陥った時に、それでも両取りできる道を探る。
あるいは、心情的には悩み抜いたとしても、論理と態度では毅然として泣いて馬謖を斬る。
その辺りの腹の据え方を、そろそろ身につけねばならない。

ついに狭い意味でのラボの陣容が確固たるものになった。
本当はもう一歩、最終的なラインがあるけども、そこの突破は時間の問題に過ぎない。
安堵&安堵。
ヒトの人生を背負う、じゃないけども、人事は軽々に扱えることではない。
「結果的にどうこう」と言って、適当に丸めて良い話じゃない。
心配や心労をかけてしまうことになったのは本当に申し訳なく思っている。
それでも、何とか話を進められ、ここまで漕ぎつけた。
本当に良かった。

この先の混沌の時代をいかに歩むか、と言われる。
しかし、この世には不変の原理原則がいくつか存在する。
元素は不変で、熱力学にしたがい、海水は光を通さない緩衝溶液だ。
原理原則を押さえ、そこから論を構築すれば、最新にキャッチアップできていなくても、大きく外れることはない。
逆に、最新のうわべをなぞっているだけなのが、一番あやうい。
心情に委ねるのはもっと危険かもしれない。


書かねばならん文章から逃げているだけの、ひさびさのブログ。
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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