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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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50人が1箇所に集まって、全員が前を向いて、部屋を暗くして黙って、
1人が12分喋って、数人と3分会話して。
夜だけ200人で集まって酒を飲んで懇親会。

このフォーマットが、どうにも「もったいない」。
これだけの人が時間を作って、移動して、集まっているのに。

〜〜〜

「人と人との交流」こそが重要だ。
もっと「人と人との交流」を増やすべきだ。

懇親会の必要性は認識されてきた。
でも、夜じゃなくても良いし、酒がなくても良い。
懇親会みたいなことを、朝から夜までずっと、やれば良いじゃないか。
懇親会みたいなことを、酒があってもなくても、やれば良いじゃないか。

昨年のオンライン開催で、発表の合間の時間に、雑談をした。
同世代のメンバーで、船の中にいるみたいな、なんでもない普通の雑談。
それを聞いていた学生からのアンケート回答。
「いつもと違う先生が見られて面白かった」
「研究者は普段こんな話をしているのかと興味深かった」

学会集会は『ハレ』だ。
研究室に入ると日々の生活は変わりばえがない。
研究室の環境は密室で窮屈だ。
教員と学生の関係は対等ではなく緊張感が漂う。
明るく楽しく激しいハレの日が、研究生活には必要だ。
「学会は祭!祭はケツ出してナンボ!」

〜〜〜

コロナ禍により、はからずもオンライン開催を経験できた。
そのメリットとデメリットを(学生を含む)多くの研究者が体感できた。
これは物凄い財産だ。
メリットは活かして、デメリットは解消する。
それが学びだ。

オンライン開催によって、発表と質疑は従来と遜色なく出来た。
オンライン開催によって、人との交流や予期せぬ議論が減った。
現地開催では、参加者に費用と時間の負担が生じる。
現地開催では、参加者がネットでは不可能な交流ができる。

答えは出ているだろう。

研究発表会は、オンラインで実施する。
時間や費用を捻出できない研究者を置き去りにしない。
研究交流会を、現地で実施する。
時間や費用に余力がある、あるいは重い価値を覚える人に、環境を用意する。
発表会の期間は、交流会を跨いで、設定する。
「ハイフレックス」ではなく「ブレンデッド」だ。
https://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/connect/teachingonline/hybrid.php

現地開催を年ごとに違う地域でやる意味はあるのか。
今のフォーマットでは、ほぼない。
朝から晩まで会場に閉じこもっているからだ。
個別の地域や大学の特色が出しにくい。
各LOCの負担が大きい。

プロジェクタを使わないフォーマットでなければ、場所の自由度が格段にあがる。
オンライン開催されているものをスマホやパソコンで見ながら語れば良い。
LOCは場面設定だけをすれば良い。
『1日目の午後、海洋セッションは定山渓の足湯でやります』
『2日目は終日懇親会で、大通公園4丁目区画を連絡拠点とします』
そんなことも可能なわけだ。
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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