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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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「なんだかわけのわからないもの」に触れたとき、「これは理解するに値しないほど無価値なものだ」とただちに断定するタイプの人間と、「これには私の理解を超える価値があるのではないか」と推量するタイプの人間ではどちらが心身のパフォーマンスを向上させる可能性が高いか、考えればわかる。
「わけのわからないもの」に遭遇したとき、「ふん」と鼻を鳴らして一瞥もくれずに立ち去るものと、「これはいったい何であろうか」と立ち止まってあれこれ思量するものでは、世界に対する「踏み込み」の深さが違う。
「疎遠な世界を親しみ深いものに変換する」ことにつよい意欲をもつ人間は「既知のもの以外には何の関心も示さない」人間よりも当然ながら環境とのかかわりが深くなる。


内田樹より

 
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意外と反響が大きかったので続きを書いてみよう
といっても、特にネタもないのだけども

池田香代子ブログで小田嶋の文章を引用して、
最近の若者の傾向を論じている

何かの問題意識(若者の「劣化」)を、
社会の出来事(コイズミ改革)と結びつける言説は、
ボクの好むところではないのだけれども、
「恐怖に駆られた形の競争」
「チマチマさせられ、(中略)その実、いらだっている」
というのは、
的を射ていると思う

たぶん、
「恐怖に駆られた形」の「競争」に勝利することばかり考えていて、
「恐怖に駆られた形」でもいいから、
それを動機付にして成長してやろうという気概がないのだろう
それはやはり外的動機付と内的動機付の問題で、
前者は外的、後者は内的なのだ


研究業界では、
ポストが足りないとか、
ポスドク増員のせいで過競争状態にあるとか、
そういう問題を目の前にしている現状で、
「どうしよう」
「なんとかしないと」
「なんとかなるさ」
「なんとかするさ」
「なんとかしちゃうもんさ」
「なんとかしちゃえばいいのさ」
みたいな、
微妙な温度差のある考え方のうち、
自分はどういう態度を取っているのか、
なんてのも面白い考察なのかもしれない
その中から、
「チマチマさせられ」「いらだっている」の、
まさにそういう状態なのか、
それとも、、、という部分を評価できるかもしれない


今野裕多ブログでは地学教育について
こちらもまた触れよう

 
やはり集中できない
体も頭も絶不調

ひさしぶりにタダとメール
ここで手綱をゆるめることはできないよね
ぎゅっと引き締めてやっていこう

7日の渡米までにやることを考えてみたけど、
10日間でできることなんてほとんどない
航海のケツ拭きしてたら終わりそう
ということで、
全力でケツを拭こう

今年度も前期が終わるわけだが、
後期でやることを整理しておこう

○大きな予定
10月渡米
11月在米
12月育休
1月育休

○実験
Dodoからの航海サンプル処理
メタンラインの立ち上げ
H2ラインの改修
分析法の伝承

○論文
ナリタンセイ
ミナミエンセイ
伊是名速報
などなど多数
 
幼なじみのスタイリストTATSUOさんが、
出身校(服飾専門学校?)の今年の子達について連続ツイート
 
 
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なんだろう、今年の子達はうわべのスタイルだったり、「(学内の)このシチュエーションにはこうすべし」みたいな事は怖いくらい出来ているのだが、本質的といえるクリエーションが薄っぺらい、残念ながら。

別に薄っぺらくとも、うわべだけでも構わない、稚拙なコンセプトだろうがビジュアルだけで持っていけるだけの辣腕があれば構わないのだがなー、そうではないのが辛い。

「自分の表現を貫く」という事と、「自分のやりたい事だけをやる」という事の間には、大きな隔たりがあるんだよな。一つのアイデアを思い付いた時点でそれを反証する等、起こりうる全ての事に目を向けて欲しい。そこで是非が問われるハズ。

とは言え、観るに値しないか?と言えばそうではない。学生が作ったものと考えれば、十分過ぎる位のクオリティ。だからこそどうしても、プラスαを求めてしまう。
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 最近、若手会などで接する院生(特にドクター)に感じる感覚と類似している
なんというか、
学会発表も実験もとりあえずそつなくこなし、
話していることもそれなりにマトモな「良い大学院生」なんだけど、
まったくといっていいほど「良い研究者」になる気配がなくって、
そのことにすごい違和感を感じていた

たぶん「プロとしての自覚」の問題なんだろうね
「自分は唯一無二で代替不能の存在である」という自負だったり、
「クオリティには際限が無いからこそ目指す高み」の設定位置だったり、
そういう自分の意志に基づく判断ってのが全然なくて、
「周り的に見てこのレベルならOKでしょ」という部分を見据えている感じ
もしかすると、本当は優秀なんだけど、優秀すぎるがゆえに、
「出る杭は打たれるしね~」的な自己制御機能をちゃんと働かせているからなのかもしれない

と、書いたところで、
上司から似たようなことを言われたのを思い出した


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君の研究者ポテンシャルはすばらしいものはありますが、まだそのポテンシャルの使い方を自分でもわかっていないところがある と思います。それに自分に与えられたもの(能力のポテンシャル)に対する努力不足(要するに自分に甘いし、自分の能力をまだまだ過小評価している部分が あって自分で はそこそこやっているつもりで満足している部分がある)をすごく感じます。
自分が優れていると思うことは、嫌みや自信過剰ではなく(時々それを疑うことは重要ですが、それが本質的に能力の限界なの か、たんなる努力不足かを見極める必要がある)、その自分に与えられた何かしらの才能を自分で埋もれさすことこそ、人間の罪だと思う訳です。
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良い上司ですよ、ほんと
 
いま家につきました
航海の様子は特設サイトでお楽しみください

しかし、
「ちきゅう」とのからみ、
NHKの取材、
感情的なメールを送る人々の対応、
連続8潜航日という設定で、
初めての首席はテンテコマイでした

しかし、
首席、超楽しいです
やみつきになりそう 

とりあえず、
しばらく休みたいんですが、
WHOI行きもマジメに方向性を・・・
げふ


今年度6度目、人生初の首席航海です
準備不足とか色々ありそうですが、
船が港を出てしまえば、
そこから先は「できることをやるしかない」状態ですから、
とにかく雰囲気を悪くしないよう、
明るく楽しく激しい航海を心がけます

「ちきゅう」のレポート 

「なつしま」のレポート

ちなみに、
NT10-17航海の大半は「ちきゅう」とは関係のないミッションです


 
朝起きたらやっぱり体調不良で、
洗濯しながらリビングで寝て、
散髪して市場食堂でお昼して帰って、
Jリーグ見ながら寝て、
職場に行って航海に必要な書類などを回収して寝て、
夜には寝れなくなってもがいて、
朝になったら体調がさらに悪化していました

4時半に起きて家の最終片付けと準備をして、
5時に家を出て空港に向かって、
那覇空港でヨシオ一派と合流して、
レンタカーで船に行って買い出しに行ってホテルに戻ってきた ←今ココ
19時から決起集会をするけど体調を考慮して飲み過ぎず、
ちゃんと寝て起きたら体調が回復していて、
食べ過ぎずに良い腹具合で乗船する

某案件でボスに相談メールしたら、
相変わらず暑苦しいメールを返してくれた
ありがたいねぇ


5時過ぎに部屋に帰ってきた連中に起こされる
ヨコヤマくんと話す
ヤマダくんと買い物にいって朝食
さらにみんなで朝食を とった後、
カミヤさんの講演
生い立ちトークが楽しい

体力的にもキツキツなので、
大物過ぎて会場で浮いてしまっているイタイくんをおいて帰宅
一度職場に行ってご迷惑のあいさつをした後、再帰宅

風邪がマジでしんどいので19時就寝



風邪ひどい
ふらふら
でも某お仕事のため学会出席

終了後、カミヤさんと長瀞入り
静岡でのパンツの話はもう5年も前

若手会ではセキネさんがすてきトーク
すばらしい

こちらはネガティブトーク
若い芽を摘みました

懇親会は病死

 
ややお酒が残った状態
ハラダさんの後にヒラタさん関係の発表を聞いたりする

自分の発表
今回は熱水発見ネタに次回プロポネタを混ぜたもの
中身の議論と言うよりは紹介と呼びかけ
しかし、マツモトさんの発表が前にあったせいで、(おかげで)、
中身の話も少しできた
カネオカさんに突っ込まれた

昼ご飯をオオクボヒロポンと食べたんだけど、
全然時間がなくてほとんど話をできず
次はゆっくり、「いざ小田原」ネタを

総会はオブザーバー提案で紛糾
ついついコメントしてしまった
援護射撃なのか文句なのかわからないけども、
またしても無駄に存在感を出してしまった
反省

休憩室でサクさんとトランスフォームネタについて
文献を紹介してくれて、
もしかしたら結構うまく説明できる感じかもしれない、
なんて話に
妄想は膨らめど、誰がまとめるんだ、って問題が、ね

懇親会前にウエノッチと雑談
懇親会は適当にその辺の人と話す
しかし、グッと話し込むような相手がいない
それもこれも、同期とか同窓とかが、少ないからだ
残念だね

二次会はタカノさんらと
サワダさんとヒルティーの話を懐かしむ
しんどかったので22時で退散

夜に起きたら風邪っぽくて、ヤバイ
あと2週間はなんとか持たせねば
しかし、若手会なんだよなぁ
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kawagucci
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非公開
自己紹介:
海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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